- 自分で計算しながらCBDオイルの目安摂取量を知りたい方
- CBDオイルは1日にどの程度(何滴)摂取すればいいのか知りたい方
- CBDオイル内のCBD含有量を調べたい方
CBDやCBDオイルとは?摂取方法や効果も解説!
CBDはカンナビジオール (Cannabidiol) の略称です。
大麻草 (学名:Cannabis Sativa) には、カンナビノイド (Cannabinoid) と呼ばれる多くの大麻成分が含まれており、CBDはその中の一種です。
大麻といえば、麻薬として有名なマリファナを思い浮かべるかもしれません。
マリファナはTHC [テトラヒドロカンナビノール; Tetrahydrocannabinol] というカンビノイドが主成分です。THCは脳神経系のカンナビノイド受容体に直接作用し「ハイ」になるといった麻薬効果があります。
しかし、CBDはカンナビノイド受容体に直接作用せず、THCのような精神作用はありません。さらに、人体のさまざまな部位に内在し、体内の恒常性や機能維持に関与するエンドカンナビノイドを活性化します。
そのため、CBDは心身さまざまなところで効果が期待されており、CBDを配合したサプリメントも多く販売されています。
ストレス軽減や快眠作用まで!CBDの知られざる効果とは?
CBDの安全性についてご理解いただけたと思いますので、CBDがもたらす効果について軽くご説明します。
CBDの効果1:ストレス・不安軽減
CBDの効果として代表的なものは、不安・ストレス軽減です。これは、人間の身体に備わっているエンドカンナビノイドシステム(ECS)という気分やストレス反応、不安などを調節するシステムに、CBDが相互反応することで起こります。ECSの受容体にCBDが影響を与えることで、不安やストレスの軽減がもたらされるのです。
CBDの効果2:リラックス促進や安眠効果
先ほどのストレス・不安軽減に関連していますが、CBDがエンドカンナビノイドシステム、気分・ストレス調整を司る神経伝達物質であるセロトニンの受容体に働くことで、リラックスできて安眠効果が期待できます。
CBDの効果3:ニキビなどの肌荒れ、頭痛・肩こり軽減
不安軽減やリラックス効果促進だけではなく、CBDには抗炎症作用もあるため、ニキビや
湿疹などの皮膚炎もCBDの摂取によって軽減するという研究結果も出ています。
また、抗炎症作用だけではなく鎮痛作用もあるため、頭痛や肩こり・PMS(月経前症候群)を軽減するためにCBDを摂取される方も増加傾向にあるのです。
他にも、がん治療やてんかん治療などの疾患への活用例も
CBDには我々の日常生活における効果(健康効果)だけではなく、特定の病気や疾患にも活用できる可能性があると言われています。
例えば、がん治療の場合、がん細胞や化学療法の副作用により吐き気や痛みを感じることがありますが、併用してCBDを摂取することで、痛みや炎症、不快感を和らげることができるとされています。
また、ドラベ症候群などの特定のタイプのてんかん治療にCBDが作用し、発作の頻度を大幅に減少できるとされているため、てんかん治療薬との併用が導入されているケースも海外をはじめ見られています。
CBDは肝臓に負担をかけるって本当?
基本的にCBDは重篤な副作用を引き起こす成分ではありませんので、適正量の摂取であれば肝臓に負担をかけることはあまり多くはないでしょう。
ただ、個人差はありますし、抗うつ薬や抗凝固薬(血液を薄める薬)などを使用されている方の場合は、薬物相互作用によって肝臓に与える影響が大きくなることはあり得ます。
医療機関から処方される薬を服用されている方は、担当医やかかりつけ医に必ず相談し、摂取量に気をつけたほうがよさそうです。
CBD製品のタイプや摂取方法の違いとは
CBD製品といっても、CBDをどのような形で摂取するのかはタイプや製品によって大きく異なります。そこで、多様なCBD製品のタイプの中でも比較的人気な4タイプに厳選してご紹介します。
CBDベイプ -吸引摂取-
CBDベイプはCBDリキッドと呼ばれることも多く、CBDを吸うことで摂取するタイプです。電子タバコにCBDを配合しており、摂取したCBDが肺から直接血流に取り込まれるため、CBDの効果を30分〜1時間程度で感じることができます。また、通常の電子タバコのように、CBDリキッドにもミント系やフルーツ系、バニラ系など多様なフレーバーがあるため、楽しく摂取することが可能です。
CBDカプセル・タブレット -経口摂取-
その名の通り、一般的なサプリメントや医薬品のようなカプセル(タブレット)タイプのCBD製品です。カプセルタイプということで飲み慣れている方も多いと思いますので、電子タバコやオイルは苦手という方に特におすすめです。
CBDクリーム・ローション -塗布摂取-
CBD入りのクリーム・ローションを塗ることでCBDを摂取するタイプです。肩こりなどの痛みを感じる箇所や、運動により筋肉が炎症・腫れている箇所などに塗布することで、CBDの抗炎症作用が作用し、痛みの軽減やリラックス効果促進をもたらします。
CBDオイル -舌下摂取-
中でも、CBDオイルは特にCBDを気軽に摂取できる製品として、広く流通しています。CBDオイルは、CBDをココナッツやオリーブなどのキャリアオイルに混合したもので、CBDクリームのように経口摂取も可能ですが、舌下摂取 (舌の下側にCBDオイルを滴下し、しばらく置いてから飲みこむ方法) でも摂取できます。
CBDが一番効く摂取方法は何?
もちろん、人によってどの摂取方法が摂取しやすい、CBDを実感しやすいのかは異なりますが、一般的にはCBDオイルとCBDベイプが最もCBDを実感しやすいとされています。
CBDオイルは舌の下にオイルを垂らす方法で摂取するため、舌下にある血流から吸収でき吸収速度が早いです。CBDを実感するまでは数分〜30分以内であることが多いです。
CBDリキッドも前述の通り、肺から直接血流へと吸収されていくため、30分前後で効果を感じることができます。ただ、CBDリキッドの場合は電子タバコや通常のタバコを吸う習慣がない方にとっては、抵抗を感じる場合もあるかもしれません。
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CBDやCBDオイルは一日にどれくらい摂取するのがよい?
CBDオイルは一日にどのくらい摂取すれば良いのでしょうか。
結論から言うと、使用者の体質や状況、使用目的によって適切な摂取量は変わります。
CBDの効果を変える身体的要因
CBDが身体に与える影響は、個々人の身体的要素で変わります。
代表的なものに体重があります。
例えば、体重50kgの人と体重100kgの人が、同じ量のCBDを摂取して、同様の効果が望めるかというと、そうではありません。その人の体重に応じて推奨される用量は変わります。基本的に、体重が重くなるほど、CBDの量も増える傾向にあります。
したがって、例えば50kgの人と100kgの人が、それぞれ同量のCBDを摂取すると、一般的には50kgの人と比べて、100kgの人には効果が薄くなります。
しかしながら、他にもCBDの効果を決める重要な要素があります。
そのひとつが、その人のもつ代謝の処理効率です。CBDはエンドカンナビノイドを活性化することで、体内の恒常性や機能維持に貢献するエンドカンナビノイドシステム (ECS) に関わります。
しかし、その反応の進み方は個々人によって異なり、人によって生理機能は変わります。
ECSをはじめとして、人のもつ代謝経路はとても複雑です。そのような人それぞれの体質によって、CBDの作用の度合いも変わってきます。
服用している薬や持病がある場合は医師に確認する
CBDオイルを使用する人の中には、基本的には健康ですが、日常生活でのちょっとした症状を緩和させたいという方もいます。
一方で、中には病院で薬を処方してもらっていたり、持病を抱えていたり、という方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方々がCBDを摂取する場合、病気の程度によっては少量では効果が現れない場合もあります。逆に、薬との相互作用などにより、思わぬ副作用が出てしまうおそれもあります。
そのため、薬を服用していたり持病を抱えていたりする方は、まず医師に相談するようにしてください。そもそも、CBDを摂取すること自体が良いかどうかについても、きちんとアドバイスをもらうようにしましょう。
CBDの副作用にはどのような症状があるのか
CBDは重篤な副作用を引き起こすことはほとんどなく、安全な成分であるとされています。しかし、体質や個人差によっては軽度の副作用を感じる場合もあります。
よくあるCBDの副作用としては、眠気・倦怠感、喉の渇き、頭痛・腹痛、胃の不快感や気持ち悪さと言われています。
上記のような症状を感じた場合には、CBDの摂取量・摂取回数を減らしたり、CBDの摂取を控えてみましょう。
多量に摂取すれば良いものでもない?一般的なCBDの摂取量とは?
CBDには基本的に毒性はなく、多量に摂取しても悪影響はほとんどないとされています (諸説あります) 。基本的には、多量に摂取した方が比例して効果も現れやすくなりますが、例外の現象もあります。
CBDやCBDオイルを過剰摂取したらどうなる?どれくらい体内に残る?
CBDの身体への作用を示すものとして、釣鐘効果という現象が知られています。これは、CBD単体の摂取量を増やしていった際、ある一定の量までは効果が上がっていきますが、それ以上分量を増やすと効果は次第に下がっていくという現象です。
CBDの推奨される分量は、個々人の身体的要因や症状などによって変化します。例えば、てんかんや統合失調症などの疾患を抱える方は、一般の方よりもさらに多量のCBDが必要になる場合もあります。
根拠なく多量のCBDオイルを摂取しても釣鐘効果によって摂取したCBDが無駄になってしまいかねませんが、CBDの摂取量が少なすぎても作用を実感することができなくなってしまいます。
そのため、まずはご自身の一日の目安となる摂取量を知るために、例えば濃度15%のCBDオイルの場合は、最初はスポイト半分〜一本分摂取してみて、CBDの実感度合いによって摂取量を調節していくという方法を試すと良いでしょう。
【参考】CBDの1日における最大摂取量や上限量とは
CBDの1日における上限量というのは個人の体質や耐性、使用しているCBD製品によって異なるため断言することはできません。ただし、一般的な推奨量としては、1日に10mg〜100mgのCBD量が摂取範囲とされています。
CBDやCBDオイルの適切な摂取量を見つけるには?
実際にCBDオイルを使用するにあたって、大切なこととは何でしょうか?
それは、自分にとって期待している効果が出る最低限のCBD量や、その使い方を把握することです。
CBDオイルの効果はすぐに現れるとは限らず、使い続けないとはっきりとした変化が自覚できない場合もあります。また、間違った量を摂取し続けることで、CBDを無駄遣いしてしまう場合もあります。
先に目安となるCBD量について紹介しましたが、人によってはその量では最適な効果が現れない場合もあるかもしれません。
自身に相応しいCBD量は、自分で実際に使ってみて把握する必要があります。
そこで、ここからはCBDやCBDオイルの適切な摂取の仕方について紹介します。
CBD量は実感度合いや身体の変化を感じながら調整していく
効果的に感じられる量を自身で把握するために、初めてCBDオイルを使う場合は身体の変化の様子を見ながら摂取量を調節していく方法がおすすめです。
CBDを最初に使用する場合、例えばCBDが1,500mg配合されている濃度15%のCBDオイルを摂取する際は、スポイト半分〜一本分程度から始めるのが良いと言われていますので、その範囲内で摂取してみましょう。
そして、その摂取量をCBDの実感度合いによって更に多くしたり逆に少なくしたりして調節します。1週間程度様子を見てみて、摂取量を変更していくのが良いでしょう。
CBD量を増やしたい場合には、2〜3回と分けて摂取するようにしていきます。摂取するタイミングに特に決まりはありませんが、摂取するCBD量や摂取する回数に応じて、ご自身で設定するようにしてください。
例えば、CBDの摂取量が多くなるにつれて、摂取するタイミングを起床後、昼休み、夕食後の3段階に分ける、といった具合です。

ご自身のCBD摂取の変遷や身体の変化は、カレンダーやメモ帳、またはスマートフォンといったご自身がすぐに見られるツールにメモしておくと便利です。
そして、心身に効果があると実感できれば、その時のCBD摂取量がご自身の期待している効果が出る最適な量になります。
参考にしたい!CBDオイル使用者の口コミから摂取量をチェック
実際にCBDオイルを使用されている方の口コミや摂取量の例をいくつかご紹介します。初めてCBDオイルを使用する方、CBDの摂取量の目安を知りたい方にとって参考になれば幸いです。
「寝る前のリラックスタイムにスポイト半分の量を飲んでいます!
黄金色のサラサラしたオイルで、クセのない味で飲みやすいです。
このオイルのおかげなのか、朝すっきり起きられるような気がします!」


「使用方法に”1日6~8滴ほど”と記載されていたので、スプーンに6〜8滴ほど垂らしてから口に入れています!オイルはサラサラしていて飲みやすいです!」


CBDオイルのスポイト1滴に含まれるCBDの量は?
一日あたりのCBDオイルの目安は分かったと思いますが、どのくらいCBDオイルを摂取すれば、適切なCBDを摂ることができるのかをmg単位で知りたいという方は、CBDオイル1滴あたりどのくらいのCBDが含まれているのか調べることで可能です。
実際に、それぞれのCBDオイルの製品を見比べても、オイルの容量やスポイトの容量、CBDの濃度は異なります。そのため、適切なCBDオイルの摂取量は、ご使用の製品を参考にご自身で計算する必要があります。
仮に、容量10mlで15% (1,500mg) のCBDが配合されたCBDオイルがあると想定します。
スポイトが滴下できる回数を仮定する
CBDオイルのボトルにはスポイトがついていますが、大抵の場合オイル1mlあたり20~25滴と想定されています。つまり、1滴分のCBDオイルの量は1 (ml) / 20~25の計算式で求めることができ、0.04~0.05mlとなります。
CBDオイル全量は10mlですので、全部で200~250回滴下できることになります。CBDオイル全量に含まれるCBD量は1,500mgですので、ここから1滴あたりのCBD量を求めることができます。
1,500(mg) / 200~250 (回) = 6 〜 7.5(mg)
よって、例えば30mgのCBDを摂取するには、4,5滴のCBDオイルが必要ということになります。
しかしながら、実際に測りとれるCBDオイルの量は、製品のスポイトによって誤差があります。そのため、ここで示した滴下回数は必ずしも正確とは言えません。
そこで、より正確にCBD量を把握したい場合は、次の方法がおすすめです。
スポイトに目盛りがついたCBDオイルを選ぶ
CBDオイルの製品の中には、より正確に分量を計れるよう、スポイトに目盛りがついているものがあります。
そのようなスポイトを使えば、実際にどのくらいの量でどれだけ滴下できるか、ご自身で調べることができます。
例えば、スポイトで水を1ml測り取り、何回滴下できるかを調べます。その回数をもとに、上で示した計算式を使えば、正確な1滴あたりの量を調べることができます。
より正確なCBD量を把握したいのであれば、スポイトに目盛りがついたCBDオイルを選ぶようにしましょう。
自分にとって最適なCBDやCBDオイルの分量を把握することが重要
本記事では、CBDやCBDオイルの適切な摂取量や摂取の仕方について解説しました。
しかし、現在のところ、適切なCBD摂取量について明確な規定はありません。CBDのより良い摂取量や摂取の方法は個人で異なります。
よって、本記事の情報を参考にしながら、ぜひご自身でも試行錯誤し、適切なCBD量・摂取方法を見つけていただければと思います。
また、ネット上では、CBDオイルの使い方について紹介しているサイトや、使用者のレビューが多数あります。
他のウェブの情報などを見比べて、自分に合った方法を選択してみるのも、効果的にCBDやCBDオイルを摂取するのに効果的かもしれません。
ぜひ、実際に使用してみることで、ご自身に一番良いCBDの摂り方を見つけてください。

関連文献
CBDの摂取量に関して皆様から頂いた質問
CBDを摂取し続けて作用が薄くなってきたと感じた場合、摂取量を増やしても大丈夫ですか?(30代女性)
5mgずつなど、少量ずつ増やしていくぶんには問題ありませんが、一気に摂取量を増やすことは副作用のリスクが上がってしまうためおすすめしません。効き目が感じられないということですが、効いている状態に慣れてしまっている可能性もあります。一旦中断してみて、CBDの作用を確認してみてはいかがでしょうか。
CBDを摂取するほど作用は下がっていくと聞きましたが、それを防ぐ方法はありますか?(30代男性)
CBDを多く摂取すればするほど作用が下がっていくというのは「釣鐘効果」として知られています。これを防ぐ方法としては、CBD単体ではなく他のテルペンやカンナビノイドも含まれているCBDオイル(いわゆるブロードスペクトラムCBDのことです)を摂取するようにするとこの釣鐘効果を防止することができます。