CBDやCBDオイルはいつ摂取するのがよい?空腹時?食後?

CBDやCBDオイルはいつ摂取するのがよい?空腹時?食後?

CBDの効果を最大限発揮させたり、副作用を最小限に抑えるためには摂取するときのタイミングも重要なポイントの一つです。本記事では、CBDを空腹時に摂取するのが良いのか、食後に摂取するのが良いのか、他のタイミングで摂取すべきなのかなどを説明しています。

CBDやCBDオイルとは?

大麻草には主成分としてよく知られている2つの化合物があります。

その一つが大麻草の茎や種子などから抽出されるCBD(カンナビジオール)です。もう一つが大麻草の葉や花穂から抽出されるTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。

大麻草と聞くと多くの人が気分をハイにさせたり、陶酔させたりするような精神活性作用を連想するでしょう。

この大麻草の精神活性作用は、THCに由来するもので、CBDの作用とは全く関係ありません。

CBDは大麻草の成分ではありますが、精神活性作用は一切なくTHCとは化学構造式も全く違う別物です。

CBDは、むしろ安全性が高い化合物としても知られています。最近ではCBDの健康や治療効果が話題になり、多くの人がCBD製品を買い求めるようになりました。

CBD製品の中で吸収率が高く摂取しやすいものとして販売されているものが、CBDオイルです。

CBDを空腹時に摂取するメリットは?

CBDを空腹時に摂取するメリットは、CBDの効果が出るまでの時間を早められるということです。

特にCBDを経口摂取する場合は、摂取した食事の成分や量がCBDの効果の発現時間に大きな影響を及ぼします。例えば、大量に食事をとった後にCBDを摂取する場合には発現時間が2時間ほどかかる場合もあります。

空腹時に摂取することで、CBDの効果の発現時間が早められ、CBD摂取後30分以内で効果を実感することも期待できます。

食後にCBDを摂取するメリットは?

CBDオイルは胃の不快感や吐き気、下痢を引き起こすことがあります。

特に胃腸が弱い人に起こる症状で、CBDを空腹時に摂取することによりこれらの副作用の発現率が高くなります。

is-cbd-oil-safeCBDやCBDオイルは本当に安全?副作用や飲み合わせも解説します

もしCBDを摂取した後に胃のむかつきや吐き気、下痢を起こした場合は、これらの副作用を抑えるためにCBDを食後に摂取するようにした方が良いでしょう。

また、CBDを摂取した後、すぐに水を飲むことで胃の不快感や吐き気を予防できることがあるので覚えておいてください。

CBDを脂質の多い食事と一緒に摂取すると吸収率が上がる?

ミネソタ大学の研究において、脂質の多い食事とCBDカプセルを一緒に摂取すると空腹時よりも吸収率が4倍になったことが報告されました。

さらにハーバード大学医学部の研究では、脂質は身体に急速に吸収され効率よくエネルギーに代わると発表されています。

この研究の結果から、脂質の多い食事は体内で吸収されやすいと同時に、吸収される前に起こる肝臓での分解を一部抑制することができることが分かりました。

CBDは油に溶けやすい性質があり、食事中の脂質によく溶け込みます。

CBDカプセルを脂質の多い食事と摂取することによって、CBDの吸収率が増大した理由は、CBDの親油性と脂質の吸収しやすさ、脂質による肝臓での分解抑制が合わさった結果と言えるでしょう。

これらの研究から、多くの文献ではCBD製品を食事中に摂取することを勧めています。

ただし、ミネソタ大学の研究はCBDオイルではなくCBDカプセルを用いて実験したというところにも注目してください。

CBDカプセルにはオイルが含まれていないため、食事中の脂質が吸収率を上げるのに役立ったと言えますが、CBDオイルの場合はどうでしょうか。

CBDオイルの吸収率を空腹時と食事中で比較した研究はまだないのではっきりとしたことは答えを出すことはできません。

しかし、CBDオイルはCBDをオリーブオイルなどのベースオイルに溶かした製品ですので、空腹時にCBDオイルを摂取してもベースオイルのおかげで、吸収率が食事中に摂取するのと同じように高くなることが予想されます。

CBDを摂取すべきタイミングを考えるときは、CBD自体ではなく、オイルなどの他の物質が含まれているかどうかを知ることも重要だと言えるでしょう。

CBDやCBDオイルはいつ摂取するのがよい?空腹時?食後?

CBDやCBDオイルを摂取するタイミングは、個人の体質やCBDを摂取する目的、CBD製品の種類によって変わってきます。

CBDやCBDオイルはどの時間帯に摂取するのが最適?朝?昼?夜?CBDやCBDオイルはどの時間帯に摂取するのが最適?朝?昼?夜?

CBDオイルの効果を早く得たいという場合には、発現時間が早いと言われている空腹時に摂取して、胃腸などに副作用が起こるかどうか様子を見てください。

万が一不快な副作用が現れた場合には、CBDを食後の摂取に変更した方が良いと言えます。

また、CBDカプセルなどのオイルが含まれていない製品を摂取する場合には、脂質の多い食事と一緒に摂取すると効果的だと考えられるでしょう。

ただし、不眠症や痛み、不安などの改善の目的でCBDを摂取する場合は、必ずしも空腹時や食事の時間にこだわってCBDを摂取するタイミングを計る必要はありません。

例えば、CBDオイルを不眠症の改善のために舌下摂取で用いたい場合には、ベッドに入る時間帯から舌下摂取の発現時間である15分〜1時間を引いた時間が、最良の摂取タイミングになります。

CBDは睡眠の質を上げて睡眠障害や不眠を緩和する?睡眠薬とは違う?CBDは睡眠の質を上げて睡眠障害や不眠を緩和する?睡眠薬とは違う?

また、痛みや不安の軽減のためにCBDを摂取する場合は、痛みや不安を感じた時、つまり症状が出たタイミングでCBDを摂取するのが一番良いでしょう。

関連文献