ヘンプオイルには美肌効果がある?にきびなどの肌荒れも治せる?

ヘンプオイルには美肌効果がある?にきびなどの肌荒れも治せる?

最近はオイル美容が注目され人気ですが、皆さんヘンプオイルをご存知でしょうか?ヘンプオイルには豊富な栄養素が含まれ、スーパーフードともいわれています。本記事では、ヘンプオイルの肌への効果やスキンケアとしての使用方法について解説していきます。

ヘンプオイルはCBDオイルとは違うの?効果や効能も解説!

ヘンプオイルは、植物の麻の種から抽出されるオイルです。そのため、ヘンプシードオイルとも呼ばれることもあります。オリーブオイルやココナッツオイルなどと同じ植物油の一種です。

ヘンプオイルには様々な栄養素が豊富に含まれているため、スーパーフードともいわれています。

例えば、ヘンプオイルにはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が含まれていますが、これらは私たち人間が体の中で作ることができないため、食品から摂取する必要がある「必須脂肪酸」と呼ばれ、非常に重要な栄養素です。

他にも、ビタミンAやEなどのビタミン類、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、硫黄、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル成分もバランス良く含まれています。

一方CBDオイルは、麻の有効成分カンナビノイドの一種であるCBD(カンナビジオール)を含み、私たちの体に備わっているエンド・カンナビノイド・システム(ECS)への作用を目的とした製品です。

ECSとは、全身のカンナビノイド受容体にCBDやTHC(テトラヒドロカンナビノール)がくっつき、免疫機能や気分、痛みの調整する働きのことです。CBDは、ECSに働きかけることで、様々な効果を発揮すると考えられています。

CBDオイルのベースオイルとしてヘンプオイルが使われていることや、CBDオイルをヘンプオイルに包括して呼んでいる人もいるのが理由で、ヘンプオイルとCBDオイルを混同し間違って認識してしまう場合があります。

ヘンプオイルにはCBDが含まれていない点が、ヘンプオイルとCBDオイルの明確な違いですので、しっかりと区別し認識しておきましょう。

CBDオイルとヘンプオイルは何が違う?効果や含まれる栄養素も紹介!CBDオイルとヘンプオイルは何が違う?効果や含まれる栄養素も紹介!

ヘンプオイルは美肌効果がある?スキンケアになる?

最近はオイル美容という言葉が流行しているように、自然由来のオイルを使ったスキンケアの人気が高まってきています。オリーブオイルなどをスキンケアに取り入れている方も多いのではないでしょうか。

それでは、ヘンプオイルにはスキンケア効果が期待できるのでしょうか。結論から言うと、ヘンプオイルもスキンケアオイルとして十分に活用することができます。しかも、栄養素が豊富なため、様々な効果が期待されます。

まず、ヘンプオイルに含まれるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は、肌の保湿剤として働きます。肌に直接塗ってもなじみやすく、油分バランスを整えてくれます。乾燥は肌の大敵ですので、美肌のために保湿をすることは必要不可欠です。

また、豊富に含まれるビタミンやミネラルは、全身を健康に保つために必要とされる栄養素です。ビタミンAやEには抗酸化作用もあり、細胞の損傷を予防したり遅らせたりするといわれています。

このような保湿や抗酸化作用は、アンチエイジング(老化防止)のためにも重要です。皮膚の小じわやたるみを予防し、見た目を若々しく保つために効果的であると考えられます。

ヘンプオイルはにきびや湿疹などの肌荒れに効果がある?

ヘンプオイルには、保湿やアンチエイジング効果だけでなく、にきびや湿疹といった肌のトラブルにも効果があるといわれています。

ヘンプオイルに含まれる脂肪酸の中でも、オメガ6脂肪酸のひとつであるγ-リノレン酸には、強力な抗炎症作用があります。この作用により、肌に潤いを与えながら、にきびなどの炎症を鎮めると考えられています。

また、ヘンプオイルはアトピー性皮膚炎にも効果があるといわれています。ヘンプオイルのアトピー性皮膚炎に対する効果については、小規模なものですが臨床試験でも確認されています。

この研究では、アトピー性皮膚炎の患者20人に、ヘンプオイルまたはオリーブオイルを8週間ずつ経口摂取してもらい、それぞれの摂取期間ごとに、皮膚の乾燥やかゆみ、塗り薬の使用量について調査しています。

オリーブオイルを摂取していた期間に比べて、ヘンプオイルを摂取していた期間の方が、皮膚の乾燥やかゆみが改善し、塗り薬の使用量が有意に減少したと報告されています。

ヘンプオイルはどうやって摂取すればよい?

それでは、健康な肌を保つために、ヘンプオイルをどのように取り入れれば良いのでしょうか。ヘンプオイルの使用方法は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、肌に直接使う方法です。保湿効果を期待する場合、肌に直接塗ると効果的です。

極度に乾燥している状態より肌にある程度水分を含んでいた方が、オイルがなじみやすいので、お風呂上がりや化粧水で肌を整えてからオイルを塗布すると良いでしょう。

また、にきびが気になる部分に直接塗布することもできます。抗炎症作用で、にきびによる炎症や赤みを抑えてくれます。

他にも、ヘンプオイルはメイク落としとしても使用することができます。洗浄力が高いクレンジングオイルは、肌にとって必要な油分も洗い流してしまうといわれています。

その点、ヘンプオイルには保湿効果もありますので、肌の潤いを保ちながらメイクを落とすことができます。

メイク落としの際には、適量をとり優しく顔になじませるようにしましょう。ヘンプオイルを使う前に、蒸しタオルなどで肌を温め毛穴が開くようにしておくとより効果的です。

オイルクレンジングでは、オイルを乳化させることにより、きれいに汚れを落とすことができます。ヘンプオイルをなじませメイクが浮き上がってきたら、少量ずつ水分を加え、オイルを乳化させるようにしましょう。

クレンジングの最後は十分な水できれいに洗い流し、その後はしっかりとスキンケアを行い保湿します。適切なクレンジングと保湿が、美肌づくりには非常に大切です。

2つ目は、食用として経口摂取する方法です。前述したようにヘンプオイルには様々な栄養素が豊富に含まれているため、サプリメントのように経口摂取するのも効果的です。

ヘンプオイルには、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などの不飽和脂肪酸が豊富ですが、これらは加熱しすぎると飽和脂肪酸になってしまいます。

オイルをそのまま飲むことは抵抗がある方もいると思います。その場合は、ヘンプオイルを使ってドレッシングを作ったり、コーヒーやジュースなど他の飲み物に混ぜて飲んだりすると摂取しやすいので試してみてください。

ヘンプオイルだけではなくCBDオイルやCBDクリームなどもおすすめ!

ここまではヘンプオイルの美肌効果やにきびに対する効果について解説してきましたが、最近美容業界ではCBDの効果や作用も大変注目されています。

CBDの人気が高まり、今では様々なCBD製品が販売されています。有名な化粧品ブランドでも、CBD配合のスキンケアやメイクアップ商品を一部見かけるようになりました。

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CBD製品の中で肌に直接使いやすいものとして、CBDオイルやCBDクリームが挙げられます。通常のスキンケアオイルやクリームと同じように、適量を肌に塗布して使用することができます。

オイルやクリームにCBD成分が配合されているので、保湿効果があることはもちろんですが、CBDには抗炎症作用があるといわれており、様々な皮膚の症状に効果的であると考えられています。

実際に、小児患者の皮膚疾患に対してCBDオイルやCBDクリームを塗ることで皮膚症状が改善したと報告されています。

CBDについては様々な疾患の分野で臨床試験が進められていますが、これまでに大きな副作用の報告はなく、安全性が高いことが知られています。

現在のところ、大規模な臨床試験でCBDの皮膚症状に対する効果が確かめられたわけではありませんが、安全に使用できるものなので、スキンケアの一環としてCBDオイルやCBDクリームなどを使用してみるのもおすすめです。

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