CBDやCBDオイルは慢性疲労症候群に効果がある?体験談も紹介!

CBDやCBDオイルは慢性疲労症候群に効果がある?体験談も紹介!

慢性疲労症候群(CFS)という病気は、名前からあまり深刻な印象を受けないかもしれません。しかし、発症すると生活が一変し、死に至ることもあります。この記事では、CFSとはどんな病気か、またCFSに対するCBDやCBDオイルの効果を説明します。

慢性疲労症候群(CFS)とは?どんな症状?治療法は?

慢性疲労症候群(CFS)は筋痛性脳脊髄炎(ME)ともよばれ、長期間に渡って体の様々な機能に異常が生じる病気です。

CFSの症状は激しい疲労感や睡眠障害、全身の痛み、しびれ、精神活動の低下、集中力の低下、思考の変化などがあります。

健康であれば運動などによる激しい疲労や筋肉痛でも休息によって回復しますが、CFSはそれが数日間続き、徐々に日常生活に影響し始めます。

CFSを患ったほとんどの人は自立した生活を送ることが困難になります。疲労感や痛みのため、寝た状態で過ごす時間が増えます。そして、それまで問題なく行なっていた食事の準備や入浴なども出来なくなります。

また、動けば動くほど症状は深刻化します。そのため仕事や学校に通うことが出来ず、社会生活から隔離され易くなります。一部の人は回復せず障害が残ったり、数年に渡って寝たきりや引きこもりとなる可能性もあります。

CFSの原因はまだはっきりとは分かっていません。感染症、免疫系・神経系の異常、心身へのストレス、エネルギー代謝の変化、遺伝的要因などの原因がいくつか重なって引き起されるのではないかと推測されています。

CFSは子どもから中高年まで幅広い年齢で発症する可能性があります。しかしながら、比較的新しく提唱された病気ということもあり、医療従事者の間でも十分に理解されておらず、専門医もほとんどいない状況です。

さらに、症状がうつ病や自己免疫疾患などの他の病気に似ている部分があり、検査を受けても診断がおりず、病名が分かるまで病院を転々としなければならない患者も少なくありません。

特に若い患者はCFSであっても診断されづらく、実際には相当な数の患者がいると考えられています。

CFSの治療は漢方薬で免疫系を改善し、ビタミンCを摂取して抗酸化作用によって細胞を保護します。それ以外には症状に合わせ、精神症状に対しては抗うつ薬、アレルギーには抗アレルギー薬などが投与されます。

そして、薬物療法で身体を回復させながら少しずつ行動療法・認知療法を開始し、日常生活に戻れるよう生活改善を行います。

CBDやCBDオイルはCFSに効果がある?

アメリカ合衆国を始め諸外国では、エンドカンナビノイドシステム(ECS)の作用によって、CBDやCBDオイルがCFSに効果があると考えられています。しかし現段階ではまだ正式な研究は行われていません。

ECSには2-AGやアナンダミド(AEA)などの内因性カンナビノイドと、全身に存在するカンナビノイド受容体であるCB1やCB2が結合することで体内の様々な機能を調節する作用があります。

CBDやCBDオイルは、体内で内因性カンナビノイドを破壊する酵素であるFAAHの活動を抑制する作用があるため、間接的に内因性カンナビノイドの量を増加させます。

また活性酸素を抑える栄養素として良く知られているビタミンCやビタミンEなどと比較してもより強力な抗酸化作用があります。

これらの作用から、CBDやCBDオイルによって治療効果が期待できるCFSの症状は次のようなものがあります。

疼痛と炎症を緩和する

脳や中枢神経系にはCB1が存在し、免疫系にはCB2が存在しています。内因性カンナビノイドが脳内のCB1に作用すると疼痛がコントロールされ、免疫細胞に存在するCB2に作用すると免疫の過活動が抑制されます。

これまでにCBDの鎮痛効果や抗炎症作用は、マウスを使用して数多く研究されています。そして筋痛性線維症や多発性硬化症といった慢性炎症や慢性疼痛を引き起こす自己免疫疾患に有効であることが分かっています。

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疲労感を軽減する

激しい疲労感はCFSの症状において最も代表的なものです。

CBDは向精神作用を示さないカンナビノイドであり、CBDやCBDオイルを摂取することでエネルギーに満ち溢れたような高揚感(ハイになる)を感じることはありません。

しかし、CBDは脳内のドーパミンの受容体に直接作用することが分かっています。ドーパミンは人間が活動する上で欠かせない神経伝達物質で、不足するとうつ病やパーキンソン病など様々な疾患を引き起こします。

ドーパミン不足は集中力や意欲の低下、認知能力の低下、運動能力の低下、ストレスレベルの上昇などに加え疲労感も生じます。そのため、CBDやCBDオイルがこれらを改善する手助けをすると考えられています。

睡眠障害を改善する

睡眠障害もCFSのほとんどの患者に見られる典型的な症状です。カンナビノイド受容体は睡眠と覚醒を司る脳の視床下部にも存在しています。そのため、CBDやCBDオイルの摂取によって質の良い長時間の睡眠が可能になります。

過去に行われた研究でも、その効果は確認されています

精神症状を改善する

CBDは脳内の神経伝達物質であるセロトニン受容体(5-HT1A)にも作用し、セロトニンの分泌を活発化させます。脳内のセロトニンの量はストレスの緩和や不安の軽減において非常に重要です。

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精神症状が改善されると、睡眠の質も向上します。

ミトコンドリアの機能を正常化する

ミトコンドリアは体内の赤血球を除くほぼ全ての細胞のエネルギー供給源です。しかしCFS患者の体内の細胞内にあるミトコンドリアは、十分に機能せずに半分以下しかエネルギーを得ることができていない状態です。

カンナビノイド受容体は、そのミトコンドリアの皮膜にも発見されました。したがって、CBDやCBDオイルはミトコンドリアの正常な活動を助けると考えられています。

CFSにCBDオイルを使用した体験談を紹介!

CFSの治療にCBDやCBDオイルを使用することは正式な研究としては行われていません。しかし多くの患者がすでにCBDやCBDオイルに救われていることも事実です。いくつかの体験談をご紹介します。

小児期にCFSを発症した男児

2017年、イギリスに住んでいた15歳の少年は8年間学校にも行けず寝たきりの生活を送っていました。成長は止まり、呼吸さえも難しいほどに弱り切っていました。彼は母親に「これ以上生きたくない」と洩らしました。

しかしCBDオイルを摂取し始めてから全てが変わりました。母親によると、CFSの症状は快方し、彼の身長は9ヶ月の間で11インチ(およそ28cm)も伸び、靴のサイズは8週間で2サイズ大きくなりました。

その後すぐに普通の15歳の少年としての生活送れるようになりました。

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感染症と数回の交通事故を機に発症した女性

CFSを発症する以前はとても活動的だった彼女は、カレッジに通いながらフルタイムで肉体労働をしていました。しかしCFSを発症後、寝たきりとなり生活の全てにおいて介助が必要となりました。

それ以降、彼女は治療のためであればなんでも試しました。数えきれないほどのサプリメントを飲みましたが、そのうち本当に効果を感じられたのはごく一部でした。

CBDオイルは半信半疑で使用を開始しました。現在は数種類のサプリメントとCBDオイルの摂取を続けています。彼女の生活は元通りとなり、仕事を探すまでに回復しました。そしてCFSの症状は全て無くなりました。

超多忙な生活からCFSを発症した女性

29歳の頃、彼女は国内外を飛び回り経営コンサルタントとして数年間にわたってプレッシャーの中、夜遅くまで激務をこなす生活を送っていました。CSFを発症してからも、様々な薬で症状を抑えながら仕事を続けました。

しかしついに体が限界を迎えました。疼痛治療の権威である大学病院にてプログラムに参加するも続けられず、東洋医学へ方向転換しました。漢方薬だけでなく、食事の見直しや瞑想なども取り入れました。

それだけでも違いは現れましたが、治療にCBDオイルを追加しました。様々な症状は劇的に改善し、未だ症状は残っているものの、過去8年間で最も体調が良いです。そして、仕事はパートタイムで働けるようになりました。

CFSに対してCBDやCBDオイルを摂取する際の注意点は?

CBDやCBDオイルに対する体の反応は個人差があります。すぐに効果を感じる人もいますが、ほとんどの人は変化を感じるまでに数日から数週間を要します。また、人によって必要となる摂取量も異なります。

そのため、CBDやCBDオイルは副作用に注意しながら継続的に使用し、効果をなかなか感じない場合は量を調節して下さい。CFSは慢性疾患であるため、CBDやCBDオイルの効果が現れるまでも時間がかかるでしょう。

また、CBDは単体で摂取するよりも他のビタミン類やテルペン類などが含まれたフルスペクトラムやブロードスペクトラムの方が、それぞれの成分が相互作用するためより良い効果が得られます。

ただし、THCが微量でも含まれているCBD製品は、日本だと違法になるのでTHCが含まれやすいフルスペクトラムのCBD製品には注意が必要です。

CBDは副作用が少なく安全であるとされていますが、初めて摂取する際には充分に注意する必要があります。すでにCFSの治療を開始しており、何か薬を服用されている方は必ず医師に相談をするようにして下さい。

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