オーガニックのCBDやCBDオイルは安全?どんな効果や種類がある?

オーガニックのCBDやCBDオイルは安全?どんな効果や種類がある?

健康に関心の高いCBD製品の愛用者は、体や環境に優しいオーガニック製品にも興味がある方が多いと思います。本記事では、まずオーガニックとそうでないものは何が違うのか、そしてオーガニックのCBDとは何か、またその種類や効果について説明します。

そもそもオーガニックって何?本当に安全?

オーガニックとは農業や畜産業などの分野において、生態系を壊したり水や空気などの環境を汚染することなく、自然に存在する資源を最大限利用して産業を行うことです。

アメリカ合衆国においてオーガニックを冠して商品を販売するためには、アメリカ合衆国農務省(USDA)のオーガニックプログラム(NOP)の規定に従い、「USDAオーガニック」と認定されることが必要となります。

NOPの規定では、オーガニック農作物は栽培の過程において、殺虫剤や合成肥料・有機性汚泥の使用、また遺伝子組換えや放射線照射を行なってはならないとしています。

また、オーガニック農作物を栽培する土壌の条件も定めており、過去3年間に遡って上記のような殺虫剤や合成肥料などを使用してないことが求められます。

さらには使用する種子も可能な限りオーガニックと認められたものを使用するように規定されています。

しかし一部の植物の場合、完全にオーガニック栽培をするとほぼ全滅してしまう栽培が難しいものもあります。例えば、りんごは全く薬剤などを使わないとほとんどが害虫被害により商品として出荷ができない状態となります。

そのため、オーガニックと表記される商品には3段階のレベルが規定されています。

100%オーガニックのもの、りんごなどのように一部USDAの認可のおりている薬剤が使用されているもの(95%オーガニック)、3種類以内の薬剤が使用されているもの(70%オーガニック)があります。

この中で実際に商品のパッケージの表にUSDAオーガニックと表記することが認められるのは、原料の95%以上がオーガニックのものだけです。

70%以上のものは原材料表記欄には原材料をオーガニックと記載しても良いものの、パッケージの表側にはオーガニックであると目立つ表記してはならないとされています。

日本では農林水産省によってオーガニックの規定が定められています。土壌の条件などにやや違いはありますが、農薬や肥料の使用制限や放射線照射や遺伝子組み換えを禁止としています。

規定に従って栽培し農林水産省から認定されると、有機JASマークを包装容器に表記して商品の販売が可能となります。

アメリカ合衆国では、農作物のオーガニック栽培を推奨するようになり20年近く経ちます。しかし産業用ヘンプは最近まで通常の農作物として扱われていませんでした。

2018年、アメリカ合衆国連邦法が改正され、ヘンプが通常の農産物として扱われるようになりました。この農業法改革をもってCBDの生産にも使える産業用ヘンプにUSDAオーガニックの認定をできるようになりました。

しかし、2018年以前にも一部のヘンプ製品は「USDAに認定されたオーガニック成分を使用している」と曖昧に表記することができました。

USDAオーガニックではなく、麻産業では独自のオーガニック認定を発行している組織が現在もあります。その規定はUSDAよりも厳密なものではないため、USDAオーガニックが適応される今、存在を疑問視されています。

USDAオーガニックは申請から認証を得るまで非常に時間がかかり費用も高額です。そのため、USDA認証のオーガニックヘンプ農家が増えるにはもう少し時間がかかると見られています。

オーガニックは消費者の購買意欲を刺激する言葉です。本当に安全かどうかはラベルをしっかりと読んで、認定マークの基準にしっかり合致しているかを見極めなければなりません。

CBDやCBDオイルにはどんな種類がある?

CBDは麻などの植物体内で自然に生成されるカンナビノイドという成分の一種です。CBDは摂取することで健康に様々な良い影響を与え、向精神作用を示さないという特徴があります。

CBDには合成CBDと植物由来のCBDがあります。

合成CBDはフッ化物や臭化物などから人工的に合成されたCBD単体のみの成分です。

過去に合成CBDと植物由来のCBDの抗炎症効果や鎮痛効果を比較する動物実験が行われました。

その結果、合成CBDを投与した場合はある一定の濃度でなければ効果が現れないことを示しました。投与量が少なすぎる場合はもちろん、投与量をある一定以上増やすと鎮痛作用や抗炎症作用を示さなくなりました。

植物由来のCBDを投与した場合、CBDの投与量に比例した鎮痛効果や抗炎症効果が見られました。

植物由来の天然CBDに含有されている全ての成分が相互作用しあうことで、より効果が強くなると考えられています。

さらに、通常CBDは副作用が起こる可能性が低く安全であるとされていますが、合成CBDは複数の重篤な副作用が報告されています。

is-cbd-oil-safeCBDやCBDオイルは本当に安全?副作用や飲み合わせも解説します

2018年発表の研究では、植物性CBDと合成CBDを別々のグループに長期間投与し比較したところ、合成CBDを与えられたグループは肝機能の低下を示すASTとALTの値が危険なレベルに達しました。

この研究では、人間の体は合成CBDを適切に代謝することができないと結論づけています。

2018年夏にはアメリカ食品医薬品局(FDA)が合成CBDによる重篤な健康被害のリスクについて公式文書にて警告を出しました。重篤な出血や死に至るケースも報告されています。

オーガニックCBDオイルって何?

植物由来のCBDについて説明しましたが、オーガニックCBDオイルとは植物由来のCBDオイルの一種です。オーガニック栽培されたヘンプから、一切の化学物質を使用しないでCBDおよび他の成分を抽出したものです。

通常、オーガニックでない植物由来のCBDオイルは、ノンオーガニック栽培された麻植物などから抽出されたCBDをオリーブオイルやココナッツオイルなどのキャリアオイルと混合し商品化します。

オーガニック栽培ではないCBDの原料であるヘンプには様々な問題があります。まず、ヘンプは土壌などの生育環境に存在する化学物質を吸収し植物体内に蓄積する特性があります。

そのため、土壌が汚染されていたり化学肥料や農薬が使われた場合、製品化したCBDオイルもそれらの化学物質により汚染されている可能性があります。

残留農薬や成長促進ホルモン、放射能などの汚染物質は気づかないうちに私たちの体内に蓄積されている可能性があります。

微量の有害物質はすぐに体調の変化としては現れにくいです。将来、もしくは世代を経て脳や生殖器などに影響を及ぼす恐れがあります。

また、ノンオーガニック栽培は環境汚染の一因となります。例えば農業用水は、最終的に海へ流れますが、水中に化学肥料が豊富に含まれていることで、それを栄養とする大量のプランクトンが海に発生します。

結果的に化学肥料などに汚染された農業用水は海洋の生態系のバランス崩壊までも引き起こします。

オーガニック栽培はノンオーガニック栽培と比較すると、コストや手間がかかる上、農作物の収穫量は減少します。

しかし健康や環境への影響を考えると、オーガニックヘンプ農家を支援するべく消費者は行動した方が良いと言えるでしょう。

オーガニックCBDオイルにはどんな効果がある?

オーガニックCBDオイルとノンオーガニックCBDオイルの体内での作用は全く同じです。化学式にも違いがありません。

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そのため、オーガニックCBDオイルが他のCBDオイルと比較してより効果があるわけではないです。

オーガニックCBDを摂取することの最大の利点は、体にとって有害な化学物質を摂取するリスクを減らすことができる可能性が高いことです。

USDAオーガニック認証マークは、土壌から収穫に至るまで、厳しく定められたルールに従って原料が栽培されたことを意味します。つまり、オーガニックCBDオイルを購入することは安心を買うことにつながります。

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