CBDやCBDオイルはスポーツに効果的?ドーピング検査で陽性にならない?

CBDやCBDオイルはスポーツに効果的?ドーピング検査で陽性にならない?

2021年に開催された東京五輪は、CBDが使用禁止薬物リストから外れる初めての大会になりました。制限の多いスポーツ選手にとって、CBDやCBDオイルはどのような効果があるのか、また実際にCBDやCBDオイルを使用している選手を紹介します。
この記事はこんな方におすすめ!
  • スポーツ時にCBDやCBDオイルの摂取を検討している方
  • スポーツ時におけるCBDやCBDオイルの効果について知りたい方
  • CBDオイルなどのCBD製品はドーピング検査で反応するか心配な方

CBDやCBDオイルとはどんなもの?

CBDとは
CBDは大麻草などから抽出されるカンナビノイド成分の一種です。カンナビノイドは摂取することで体内で様々な効果をもたらします。

体内には神経系や免疫系などの調節を行うエンドカンナビノイドシステム(ECS)が存在しており、CBDによりECSが活性化されることで疼痛や炎症、不安、心身の緊張、睡眠サイクルなどを整える役割があります。

CBDは一般的に使用されている痛み止めや睡眠薬などのように、特定の神経伝達物質や受容体などを必要以上に強制的に阻害したり刺激したりするようなことはありません。

そのため、重篤な副作用や依存性が起こりづらいことも特徴です。

CBD製品はCBDオイルやバーム、リキッドなど種類が豊富!

CBD製品には様々なタイプがあります。

例えば、常備薬のように飲むことでCBDを摂取するCBDカプセル(タブレット)、お菓子のような手軽さが魅力のCBDグミやキャンデイ、CBDを含む香り付きのリキッドを吸うタイプのCBDベイプ(電子タバコ)などが挙げられます。

その中で、CBDオイルはヘンプなどから抽出されたCBDをココナッツオイルやオリーブオイルなどキャリアオイルと混合した製品です。

CBDオイルは舌下粘膜からCBDを血管内へ吸収させることができ、全身に効果が早く現れます。最も広く使用されているCBD製品です。

また、CBDは粘膜だけではなく、皮膚からの吸収も行われます。皮膚に塗布するCBD製品はCBDトピカルと呼ばれ、クリームやジェルなどのタイプがあります。

トピカルは全身への効果はなく、クリームなどを塗った範囲だけ局所的に炎症や疼痛を抑える効果があります。

CBDやCBDオイルはスポーツをするのに効果的?

アスリートのCBDの作用
CBDやCBDオイルは様々な面でアスリートをサポートします。

スポーツ前のCBDは過度な緊張や不安の軽減をもたらす

スポーツ選手にとって適度な緊張感は感覚を冴え渡らせて集中力を向上させます。ノルアドレナリンによって末梢の血管は収縮し、筋肉などの重要な臓器へ血流量を増加させることで良いパフォーマンスに繋がります。

しかし、過度な緊張感は心身に悪影響を与え、選手が実力を発揮することを難しくさせます。また心身の緊張は思わぬ怪我などにも繋がります。大舞台や大事な試合などでは特に精神状態は結果を左右することになるでしょう。

CBDやCBDオイルには不安や緊張を軽減する作用があります。

これまでにも数々の検証が行われており、心身へのストレスの多い状況において、CBDオイルを摂取した被験者は血圧や脈拍数が低下が見られ、リラックス効果があることが証明されました。

スポーツ後のCBDは筋肉疲労や筋肉痛の回復に効果的

また、CBDやCBDオイルは試合後やトレーニング後などの疲労や筋肉痛の回復を早めることができる可能性があります。

激しいトレーニングなどにより疲労した筋肉は、筋繊維の損傷により炎症を起こしている状態で、腫脹や疼痛を伴います。

CBDやCBDオイルには炎症をコントロールする免疫系に作用し、炎症や疼痛を軽減させることにおいて非常に有効です。

また、競技によっては特に体の特定の部位に負担がかかったり、怪我や手術などによって慢性的な痛みを抱えていることがあります。

そのような場合はCBDオイルと併用して、局所的に炎症や疼痛を抑制するCBDスポーツクリームなどを使用するとさらなる効果が期待できます。

CBDやCBDオイルは炎症に効果がある?中毒症状や副作用はない?CBDやCBDオイルは炎症に効果がある?中毒症状や副作用はない?

寝る前のCBDは睡眠の質改善にも

そして、疲労の回復には良質な睡眠が欠かせません。細胞を修復する成長ホルモンであるメラトニンは睡眠中に分泌されます。

CBDやCBDオイルを寝る前に摂取すると、心身をリラックスさせ、さらには睡眠と関わりの深い神経伝達物質に作用して入眠を助けます

CBDには脳のダメージを軽減し脳神経をサポートする作用がある?

また、スポーツに怪我はつきものですが、頭部に衝撃を受ける機会も数多くあります。

例えば、フィジカルコンタクトの多いアメリカンフットボールの選手やボクサーなどは、繰り返し脳に衝撃を受けることで慢性外傷性脳症(CTE)と呼ばれる脳の変性疾患を起こしやすい傾向にあります。

CTEは競技を引退してから十年以上経過した後に、頭痛や人格の変化、認知障害などが出現します。CTEの症状はアルツハイマー病やパーキンソン病などと非常に似ています。

CBDは強力な抗酸化作用があり、脳細胞や神経をダメージから保護する役割があります。CBDオイルのアルツハイマー病やパーキンソン病などに対する治療効果は、これから研究が進められることが期待されています。

頭に激しい衝撃を受けた後はもちろん、トレーニングや試合などが終わってからすぐにCBDやCBDオイルを摂取することで、脳へのダメージを軽減したり、CTEの予防ができるのではないかと考えられています。

スポーツ以外にも肩こり、日常生活で生じる頭痛・むくみへの効果も

スポーツ前後の摂取が効果的なCBDですが、スポーツをされていない方にとっても、嬉しい効果があります。
例えば、肩こりです。CBDが持つ抗炎症作用が、肩周りの筋肉の炎症を減少させることで肩の凝りを和らげてくれるのです。

その他にも、緊張性頭痛や片頭痛、それに伴う吐き気などにも効きますし、肌トラブルや肌の不調、むくみなどの改善も期待できるでしょう。

CBDが効いてくるまでにはどのくらいかかる?

スポーツ前後や就寝前のCBD摂取に関して、CBDの効果を感じられるまでにどのくらいの時間を要するのか気になる方も多いでしょう。
ちなみに、先ほどもご説明した通り、CBDは比較的安全性が高く、副作用を起こしにくい成分ですので劇薬ではありません。そのため、摂取した直後に急激な変化を感じるケースは少ないかもしれません。

ただし、摂取方法や摂取量、ご自身の身体のコンディションなど個人差はありますが、一般的には運動後にCBDを摂取してから15分~1時間ほどで効果を感じるとされています。

寝る前にCBDを摂取した場合でも、摂取後30分~1時間程度でリラックス効果や眠気を感じられる方が多いでしょう。

当メディアの調査でも摂取後すぐに効果を感じる方が約半数でした

当メディア(麻田製薬)が2024年12月に実施したアンケート調査では、実際にCBDオイルを使用されている方に、CBDの効果が現れるまでに要した時間について伺いました。

約半数の方が「摂取後すぐ(数時間以内)」と回答されていることからも、CBDは比較的すぐ効果を感じることができる成分といえることが分かりました。

麻田製薬調査_CBDの効果が現れるまでの時間はどれくらいでしたか?

CBDの効果をより感じたい方へのおすすめはCBDオイル

先述の通り、CBD製品にも種類が様々ありますし、肌に直接塗るタイプのCBDスポーツバームなども人気ですが、特により早くCBDの効果を感じたい方におすすめなのがCBDオイルです。

というのも、CBDオイルは舌下摂取と呼ばれる摂取方法であり、舌の裏に直接オイルを垂らし体内に取り入れます。

そのため、粘膜から素早くCBDが吸収されることで効果をより感じやすいとされているのです。

あなたが行うスポーツに取り入れて欲しいCBDオイル

普段スポーツを行っている方が日常生活にCBDオイルを取り入れることには多くのメリットがあります。

「スポーツをしながらCBDを摂取したい」とCBD製品をお探しの方におすすめのCBDオイルをご紹介します。

この記事を執筆しているCBDの専門家集団が立ち上げたCBDブランド「THE CBD」のCBDオイル(内容量10ml,CBD濃度5%,CBD500mg配合)です。

THE CBD オイル

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CBDやCBDオイルはドーピング検査で陽性にならない?

国際大会などでアスリートの使用禁止薬物を規定するのは世界アンチ・ドーピング機構(WADA)です。日本でのスポーツ大会においても基本的には同じルールになります。

2018年に、WADAは使用禁止リストから「CBDのみ」を除外しました。したがってCBDやCBDオイルなどは使用してもドーピング検査で違反とはなりません。

しかし、CBD製品の中にCBD以外のカンナビノイド成分が微量でも含まれている場合には、違反となる恐れがあるということに注意をしなければなりません。

まず、向精神作用のあるカンナビノイドであるTHCですが、そもそも日本では違法な成分となるため、基本的には購入が不可能です。しかし、輸入されたCBD製品にはTHCが微量に混入している場合があります。

CBDは単体で摂取するのではなく、ヘンプに含まれるテルペン類やビタミン類、CBD以外のカンナビノイド成分などと一緒に摂取する方が相乗効果を得ることができます。

通常はフルスペクトラムやブロードスペクトラムのCBDやCBDオイルが推奨されることが多いです。しかし、フルスペクトラムのCBDオイルは製法の特性上、0.3%以下のTHCが混入する可能性が高いです。

また、CBDやTHC以外のカンナビノイド成分であるCBGやCBNなどについても、法律上は違法ではありませんがドーピング検査の結果は陽性となります。

したがって、プロのスポーツ選手やドーピング検査を行う可能性がある場合は、CBD単体(アイソレート)やアスリート用のCBD製品を選択すると間違いがないでしょう。

CBDやCBDオイルはどれくらい体内に残る?薬物検査は大丈夫?CBDやCBDオイルはどれくらい体内に残る?薬物検査は大丈夫?

2024年に日本でCBDオイルの販売が禁止されるって本当?違法になるの?

CBD製品についてネット検索をしていると、2024年にCBD製品やCBDオイルの販売が禁止になるのか不安な声が散見されるでしょう。

しかし、結論から言うと「法律に準している安全なCBD製品の販売は禁止されず、違法にならない」が正解です。

というのも、2024年12月12日より日本の大麻取締法が改正になり、THCなどの違法成分を含むCBD製品の販売・所持・使用の規制がより厳格化されました。

例えば、CBDオイルの場合は、THC含有量が10ppm(0.001%)を越える製品の使用は法律で罰せられることになります。

そもそもTHCは違法成分のため規制対象ですので、信頼性の高いCBD製品であれば、THCが含まれていることは無いはずです。

ただし、購入時は必ずご自身で製品説明欄や成分表示を確認し「THCフリーであること(THCが含まれていないこと)」をチェックしましょう。

CBDやCBDオイルを使用しているスポーツ選手は?

アメリカでCBDやCBDオイルを支持していると公表しているスポーツ選手の一例を紹介します。

アメリカンフットボール・Terrell Davis

まず、アメリカンフットボール(NFL)の多くの選手は様々な理由で医療用大麻を使用して罰則を受けてきました。激しくぶつかり合うスポーツは常に脳震盪やスポーツ性外傷、強い不安などが付きまといます。

Terrell DavisはNFLの選手から医療用大麻の活動家に転換しました。特にCBDを支持しています。もしも現役時代にCBDを使用していたら、もう少し長く現役を続けられたのではないかと考えています。

現役時代は膝の怪我が影響し、出場メンバーを外されました。現在はCBDのおかげで、膝を含めて一切の体の痛みがありません。また、CBDの摂取を始めてから痛み止めを飲んでいないとのことです。

現在ではCBD入りスポーツドリンクのブランドを立ち上げ、アスリートを支えています。

バスケットボール・Al Harrington

次に、アメリカプロバスケットボール(NBA)はアメリカ国内および世界中で最も人気のあるスポーツの一つです。シーズン中は2日に一度のハードなスケジュールで試合をこなします。

Al Harringtonは1998年に高校からドラフトで直接NBAチームから選ばれたエリート選手です。16年の選手生活の中で7チームで活躍しました。

2011年に膝の手術の後遺症に悩んでいた時にCBD製品を紹介され、すぐにその効果に興味を持ちました。CBDについての勉強を重ね、引退した現在ではアスリートのためのCBD製品の会社を立ち上げました。

テニス・John Isner

そして2019年には現役のアメリカ人テニスプレーヤーであるJohn Isnerが世界で初めて、CBDスポーツドリンクの会社であるDefyとスポンサー契約を行いました。

大麻から作られたCBD製品が堂々とスポーツの世界で名前を出されることは異例でした。Defyは元NFLプレイヤーであるTerrell Davisによって立ち上げられた会社です。

Isnerによると、わずかな差が勝敗を分ける非常に集中力を要する勝負において、CBDスポーツドリンクは最高のコンディションでパフォーマンスすることを可能にする商品だと話しています。
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CBDがスポーツへ与える影響に関して皆様から頂いた質問

アスリートもCBDを利用しているのですか?誰が愛用してますか?(20代男性)

はい。アメリカではCBDオイルを支持すると公表しているスポーツ選手が数多くいらっしゃいます。アメリカンフットボールのTerrell Davis選手やバスケットボールのAl Harrington選手、テニスのJohn Isner選手などが愛用なさっているようです。

CBDはスポーツするのを助けてくれますか?(40代男性)

そのように言われています。なぜならCBDには、過度な緊張に対するリラックス作用、疲労や筋肉痛の回復促進、慢性的な痛みの緩和などを期待され、海外で研究が行われているからです。ご自身のスポーツに一度CBDを取り入れてみてはいかがでしょうか?

なぜアスリートはスポーツをするのにCBDを使用してるのですか?(30代女性)

CBDには様々な作用が期待されているため、理由は個々で違うかもしれません。例をあげると、テニスのJohn Isner選手は「わずかな差が勝敗を分ける非常に集中力を要する勝負において、CBDは最高のコンディションでのパフォーマンスを可能にする」と述べています。CBDにはご自身が期待している作用があるかもしれませんので、詳細は本記事をご参照ください。

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