生理やPMSに悩む女性必見!CBDやCBDオイルの有効性を解説!

生理やPMSに悩む女性必見!CBDやCBDオイルの有効性を解説!

生理やPMS、更年期障害など、多くの女性は一生の大半をホルモンに振り回されます。CBDはホルモンによって引き起こされる様々な心身の症状を改善できる可能性があります。CBDやCBDオイルのPMSへの効果や摂取上の注意点について解説します。

そもそも生理やPMS(月経前症候群)とは?

月経は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌によって、およそ25〜35日の間隔で引き起こされます。

前回の月経が終了するとエストロゲンの分泌が盛んとなり、次の排卵の準備が始まります。前回月経開始から14日ほど経過して排卵が起きると、子宮内膜を充実させるためのプロゲステロンの分泌が始まります。

プロゲステロンは精神に影響を与えるとされており、徐々に感情などに変化が現れ始めます。妊娠しなかった場合は、エストロゲン・プロゲステロンの分泌量がともに低下し月経が始まります。

PMSとは排卵後から月経までの期間に多くの女性が感じる心身の不調です。個人差はありますが、ほとんどの女性が頭痛や腹痛、疲労感、不安、苛立ち、感情失禁、嘔気、食欲増減などを経験します。

PMSの原因は二つのホルモンが関わっているとされていますが、正確には解明されていません。毎回仕事や学校に行けないほどに重症となる方もいれば、中には全くPMSの症状を自覚したことがない女性もいます。

また、PMSの症状は加齢によるホルモンバランスの変化やストレスなどによっても変わることもあります。

CBDやCBDオイルは生理やPMSに効果的?

人の体内にはエンドカンナビノイドシステム(ECS)と呼ばれる調節機構が備わっています。

全身に発現するCB1やCB2などのカンナビノイド受容体に、アナンダミド(AEA)や2-AGなどの内因性カンナビノイドが作用することで心身に様々な効果をもたらします。

CBDはヘンプなどから抽出されるカンナビノイド成分ですが、体内のカンナビノイド受容体に直接作用することは少なく、内因性カンナビノイドの分泌量を増加したり、様々な神経伝達物質の受容体に作用します。

CBDやCBDオイルをPMSの治療効果を検討した正式な研究はありません。

しかし、ECSは疼痛や炎症の緩和、不安やストレスの軽減、吐き気の軽減など多くのPMSの症状に関わっています。

まず、多くの女性にとって最も多く出現するPMSの症状は疼痛です。人によっては頭痛、胃痛、下腹部痛、乳房痛、腰痛など子宮から遠い部位などにも疼痛が生じることもあります。

月経時に引き起こされる様々な疼痛の原因は、増殖した子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンが関わっています。

プロスタグランジンは子宮を収縮させる作用があります。妊娠しなかった場合に不要となった、肥厚した子宮内膜を体外へ排出する役割があり、女性の体にとって不可欠な生理活性物質です。

しかしプロスタグランジンの分泌が過剰になると、子宮の収縮が激しくなり下腹部に疼痛が生じます。

また、プロスタグランジンは炎症性物質であり神経を過敏にさせるため、子宮以外にも胃痛や頭痛などの原因となります。

CBDはプロスタグランジンの前駆物質であるCOX-2を阻害することで、プロスタグランジンの産生を抑制する作用があります。

市販薬であるアスピリンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は同じ作用を示します。しかしCBDやCBDオイルの方が副作用が少なく安全です。

疼痛コントロールは他にも、内因性カンナビノイドの脳幹のCB1への作用や、CBDのバニロイド受容体(TRPV1)への作用なども関わっています。

次に、プロスタグランジンは血管収縮作用があり、血流が悪くなり身体の冷えを引き起こします。冷えはさらに疼痛を悪化させたり、消化器官にも影響し吐き気や下痢などにもつながります。

CBDは身体をリラックスさせることで血管を拡張し、血流を改善します。

また吐き気は脳の一部である延髄の嘔吐中枢でコントロールされており、内因性カンナビノイドが延髄のCB1に作用することで吐き気を抑制できるとされています。

さらに、CBDは欠乏するとやる気の低下や不安、疲労感などを引き起こすセロトニン受容体に働きかけます。

はっきりとした理由は分かっていませんが、プロゲステロンの分泌量が低下すると、連動して脳内のセロトニンの分泌量も減少するとされています。

したがって、CBDを摂取することによってセロトニンの分泌量を増やすことができると、PMSの精神症状の改善にも役立つと考えられています。

そのほかにも、CBDは生理において非常に重要な存在である、ホルモンバランスを整えることができる可能性があります。

過去に行われた研究では、CBDはストレスによって増加するホルモンであるコルチゾールを低下させたという報告されました。

コルチゾールは免疫などに関わる副腎皮質ホルモンですが、過剰に分泌されるとホルモンのバランスが崩れ、女性ホルモンがあまり分泌されなくなり、月経が停止する可能性があります。

CBDがECSに働きかけることで、ホルモン分泌の指令を出す視床下部のCB1が刺激され、ホルモンバランスを整えるのではないかと考えられています。

最後に、プロゲステロンの影響で食欲は増加すると言われています。これは妊娠した場合に備えて脂肪や糖分などを体に蓄えるためであると考えられています。その一方で、胃腸の機能が弱くなり食欲が低下する場合もあります。

食欲のコントロールは、脳の視床下部が関わっています。視床下部にあるCB1が刺激されることで食欲が抑えられたり、食欲がない場合には増進させたりするとされています。

CBDやCBDオイルは食欲を抑制させる?それとも増進させる?CBDやCBDオイルは食欲を抑制させる?それとも増進させる?

このようにCBDやCBDオイルはPMSの症状の改善に役立つと考えられています。

CBDの摂取方法はどのようなものがある?

CBDの摂取方法で最もメジャーなものは、CBDオイルを舌下粘膜から吸収させる方法です。舌下摂取は吸収までの時間15分〜1時間と短く、効果持続時間は4〜8時間ほどです。

また、CBDカプセルを経口摂取する場合は、脂肪分の多い食事と共に摂取すると吸収率がよくなるとの研究結果があります。そのため、経口摂取される場合は食事の直前に摂取することをお勧めします。

CBDやCBDオイルの摂取方法の選び方は?経口摂取がおすすめ?CBDやCBDオイルの摂取方法の選び方は?経口摂取がおすすめ?

また、好みのアロマオイルとCBDアイソレートを混合してオリジナルのCBDアロマオイルを作ることもできます。CBDアロマオイルは疼痛が酷い部位の皮膚に塗布したり、入浴剤として湯船に入れて使用したりもできます。

そして、近年ではCBDタンポンがイギリスで開発されました。カンナビノイド受容体は全身に存在しますが、膣内や子宮、卵巣にも存在します。

この商品は、CBDの効果をダイレクトに子宮や下腹部の痛みに届けることを狙いとしているようです。

CBDやCBDオイルに副作用や注意点はない?

CBDやCBDオイルは、病院などで処方される薬や市販されている薬と比較して格段に副作用は少ないです。適量を摂取している限りは、健康を損なうほどの重症な副作用は報告されていません。

現在報告されているCBDの副作用は、下痢や口渇、食欲の変化、強い眠気などがあります。摂取量を増やすとこれらの症状が現れる頻度は多くなるとされています。

生理中は特にホルモンによって眠気が起こりやすいため、CBDやCBDオイルの摂取後は、なるべく車の運転や複雑な機械の操作などは避けるようにして下さい。

また、CBDやCBDオイルは血液が固まりにくくなる特性があります。そのため、生理の出血期間が長引いたり、出血量の増加が起こるかもしれません。

通常よりも長引いても、正常な範囲の日数であれば問題はありません。しかし、期間が一週間以上続いたり、貧血の症状などが現れたりする場合は医師の診察を受けるようにして下さい。

そして、PMSの症状が生活に影響するほど重い場合は、そもそも子宮や卵巣などの女性生殖器系に疾患を患っている可能性もあります。

CBDやCBDオイルによってPMSの症状は改善するかもしれませんが、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの疾患は手術が必要となることもあります。生理周期の確認や産婦人科の受診は定期的に行うようにして下さい。

最後に、アメリカ食品医薬品局(FDA)は妊娠中のCBD摂取は止めるように警告しています。

現段階ではエビデンスがなく、CBDやCBDオイルが妊婦にとって安全であるとも危険であるとも言えません。万が一妊娠の可能性がある場合には、直ちにCBDの摂取を中止するようにして下さい。

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