インフルエンザにCBDやCBDオイルは効果的?副作用も解説!

インフルエンザにCBDやCBDオイルは効果的?副作用も解説!

インフルエンザに感染すると、高熱や全身の痛み、だるさでとてもつらいですよね。冬になると流行しやすいですが、できるだけ感染したくない病気です。本記事では、CBDやCBDオイルがインフルエンザに対して効果的なのか、またCBDを服用する際の注意点を解説していきます。

インフルエンザにかかるとどうなる?予防法や治療法は?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することにより発症するウイルス感染症です。インフルエンザウイルスが気道や肺で増殖し、さまざまな症状を引き起こします。

症状としては、まず悪寒が生じ、その後発熱や筋肉痛、関節痛、頭痛、のどの痛み、咳、鼻水、全身の倦怠感などを引き起こします。大半の症状は2〜3日で治まりますが、38度を超える高熱になることが多いです。

風邪の症状と似ていますが、原因となるウイルスが異なり風邪よりも重症化することが多いです。風邪の原因となる細菌やウイルスは主に気道で増殖しますが、インフルエンザウイルスは肺でも増殖するためです。

インフルエンザウイルスには、主にA型とB型があり、さらにそれぞれ多くの株と呼ばれる種類があります。毎年、微妙に異なる株のインフルエンザウイルスが出現し、冬を中心に流行します。

インフルエンザの予防法

インフルエンザウイルスは、感染者の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込んだり、鼻水に直接触れたりすることで感染します。

ウイルスに感染しないためには、手洗いや咳エチケットの徹底、感染者を隔離するといった感染予防策を講じることが重要です。

また、インフルエンザの予防接種を毎年受けることで予防できたり、感染した場合も重症化を予防できたりします。インフルエンザは毎年12月頃から流行し始めるため、9〜11月に予防接種を受けると効果的です。

インフルエンザの治療法

インフルエンザの治療には、十分な水分補給をしながら安静にすることで、体力の回復に努めることが重要です。しっかりと睡眠をとり、食事も消化しやすいものを少しずつとるとよいでしょう。

発熱や筋肉痛、頭痛の症状がつらい場合は解熱鎮痛剤を服用したり、鼻水がひどく呼吸がしにくい場合は鼻詰まり改善薬を服用したりします。これらは対症療法と呼ばれる治療法です。

また、インフルエンザウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬がいくつか開発されています。服用することで、症状の早期改善が見込めます。病院でインフルエンザと診断された場合は、抗ウイルス薬を処方されることが多いです。

CBDやCBDオイルはインフルエンザに効果がある?

CBDやCBDオイルはインフルエンザに効果があるのでしょうか。結論から申し上げると、現時点ではそのような研究結果は報告されていません。

しかし、CBDやCBDオイルの研究によってさまざまな効果が期待されています。そのため、CBDやCBDオイルがインフルエンザの症状の対症療法となり得る可能性はあります。

例えば、CBDやCBDオイルには、鎮痛作用や抗炎症作用があることが報告されています。動物実験の段階にあり、人での臨床試験は行われていませんが、関節痛や筋肉痛に有効であるという結果が報告されています。

ある研究では、変形性関節症のイヌにCBDオイルを投与したところ、関節の痛みが軽減し活動度が改善しました。他の研究では、関節炎のラットにCBD成分入りのゲルを塗布したところ、関節の腫れや炎症が軽減しました。

また、CBDはパニック障害やストレス障害といった全般的な不安症状を改善するという報告があり、不眠や疲労の軽減にも役立つと考えられています。

インフルエンザの治療には安静にして十分な休息をとることが重要です。適切な睡眠時間を確保し体を休めることは、免疫力を高めインフルエンザからの早期回復や予防につながります。

インフルエンザを予防することや、感染しても重症化しない健康で丈夫な体をつくるという意味で、CBDやCBDオイルを活用することは効果的といえるでしょう。

CBDには副作用がある?

CBDやCBDオイルを摂取する場合、副作用が気になるという方もいるのではないでしょうか。特にインフルエンザで高熱が出ているときに、マリファナのようにハイにならないのか心配になる方もいると思います。

CBDには、大麻の主成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)のようにハイになる作用(精神活性作用)はありません。

人の体には、CBDやTHCが作用するカンナビノイド受容体が全身の細胞に存在しています。カンナビノイド受容体のうち、CB1受容体は脳などの中枢神経系に、CB2受容体は中枢神経系以外の末梢組織に多く存在しています。

THCはCB1受容体にくっつきやすく中枢神経系で作用するため、精神活性作用が強く出ます。一方で、CBDはCB2受容体にくっつきやすく中枢神経系ではほとんど作用しないため、精神活性作用はないといわれています。

また、依存性や乱用の可能性に関しても、いくつかの動物実験や人での臨床試験で検証されていますが、THCとは異なりCBDには依存性や乱用の危険性はないことが報告されています。

CBDは精神活性作用がないという点以外にも、副作用が少なく安全に使用できる成分であると評価されています。CBD医薬品を用いた臨床試験がこれまでにいくつか行われてきましたが、問題となる重篤な副作用は報告されていません。

てんかんの治療薬として、CBD医薬品であるEpidiolex(エピディオレックス)の臨床試験が行われた際は、下痢や食欲不振、眠気、疲労といった副作用が多く報告されていますが、いずれも大きな問題ではないと結論づけられています。

しかし、どのような医薬品やサプリメントでも、摂り過ぎは私たちの体にとって有害です。CBDやCBDオイルを使用する場合も、推奨されている用量を守り、大量に使い過ぎないことが重要です。

正しく使うことが期待する効果を得ることにもつながるので、使用する前には用法や用量をしっかりと確認しましょう。

CBDを服用する際の注意点は?

医薬品やサプリメントを服用する際に気になるのが、医薬品やサプリメント同士の飲み合わせです。CBDやCBDオイルと、その他の医薬品やサプリメントとの相互作用は心配ないのでしょうか。

いくつかの研究で、CBDは一部のシトクロムP450(CYP450)を阻害するという結果が報告されています。CYP450は、主に肝臓で医薬品を含むさまざまな物質を体の外へ排出しやすくするために働く代謝酵素です。

医薬品同士の相互作用の多くは、CYP450が関わっています。ある医薬品の服用で一部のCYP450が阻害されると、他の医薬品の代謝が遅くなり、効き過ぎや副作用を引き起こすという仕組みです。

この相互作用は医薬品以外でも起こることが知られており、グレープフルーツにはCYP450を阻害する作用があることから、カルシウム拮抗薬という高血圧の薬とグレープフルーツジュースを一緒に飲んではいけないことは有名です。

CBDについては、人での臨床試験でこのような相互作用が確認されたわけではないため、通常使用する用法用量で他の医薬品との相互作用が起こるかどうかはわかりません。

しかし、CBDがCYP450を阻害する作用があるということが分かっているため、相互作用の心配がないとは言い切れません。他の医薬品やサプリメントと飲み合わせる場合には、必ず医師に相談しましょう。

また、CBDを使用して体調に異変を感じた場合にも、使用量を減らしたり、使用を止めたりして、必ず医師に相談するようにしましょう。

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