CBDやCBDオイルは肩こりに効果的?最適な製品の選び方は?

CBDやCBDオイルは肩こりに効果的?最適な製品の選び方は?

日本人が訴える症状の中で、肩こりは常に上位にランクインしています。頑固な肩こりはなかなか改善せず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。本記事では、CBDが肩こりに効果的なのか、またどのような種類のCBD製品が最適なのか解説していきます。

肩こりの原因は何?放置しているとどうなる?

肩こりの原因のひとつは、頭や腕の重みが首から肩にかけて集中するからであると言われています。頭の重さは体重の約10%になりますので、結構な重さが肩や首にかかっていることになります。

つまり、人間の体の構造上、普通に生活をしているだけでも肩はこりやすい場所なのです。実際に厚生労働省の国民生活基礎調査でも、訴える人が多い自覚症状として、女性では1位、男性では2位に挙げられています。

また、悪い姿勢や運動不足、精神的ストレスなども肩こりの原因です。肩がこっていると感じた時、肩周りの筋肉は固くなり、血液の循環が悪くなっています。そして、肩に痛みを引き起こす乳酸などの疲労物質が溜まります。

これを放置していると、さらに筋肉が緊張し痛みやこりがひどくなります。また、一度痛み始めると痛みに対してより敏感になってしまいます。こうした悪循環により頑固な肩こりが発生してしまうのです。

肩こりを直すための方法は?

頑固な肩こりを解消するためには、どのような方法があるのでしょうか。まずは一般的な対症療法を紹介していきます。

運動療法

まず紹介するのは、いつでも誰でも気軽に始めることができる運動療法です。肩こりの主な原因は筋肉の緊張なので、運動を行い肩周りの筋肉をほぐすことが重要です。

首を左右前後にゆっくり動かすストレッチや肩周りを動かす体操をまずは試してみてください。ネット上でも様々な肩こりに効くストレッチや体操が紹介されているので、続けやすく自分に合うものを見つけましょう。

また、これらを入浴中や入浴後に行うとより効果的です。お風呂で全身を温めることにより血液の循環が良くなるため、動作がより行いやすくなり肩こりの緩和につながります。

理学療法

筋肉の緊張を緩和する治療を病院やクリニックで行うのが理学療法です。運動療法をより専門的に行うと考えると想像しやすいと思います。医師や理学療法士の指導のもと、治療を行っていきます。

理学療法では、ストレッチや体操の指導の他に、機械を使って首や肩の筋肉を引っ張ったり、超音波を当てて温めたりする治療法が行われます。

理学療法は主に整形外科で受けることができるので、ひどい肩こりの方は一度受診してみるのも選択肢のひとつです。

薬物療法

鎮痛剤や湿布薬などの医薬品を使い、肩こりの痛みを和らげる方法です。

肩こりは悪循環によりひどくなっていくため、医薬品を使って痛みの連鎖を断ち切ることは新たな肩こりの発生を抑え、運動療法や理学療法を行いやすくすることにもつながります。

鎮痛剤や湿布薬の処方は医師から受けることもできますし、ドラッグストアで販売されている商品もあります。錠剤、湿布、液体を塗布するタイプなど、様々な形の医薬品があるので、自分が使いやすいものを選びましょう。

医薬品は化学物質なので、もっと自然な方法で肩こりを治したいと感じる方もいるでしょう。医薬品の副作用が心配な方もいると思います。そのような方におすすめするのが、CBD(カンナビジオール)を使用することです。

CBDは精神活性作用がなく、これまでに重大な問題となる副作用も報告されていないため、安全に継続して使用できるといわれています。また、様々な効果が期待され医学研究も活発に進められている成分です。

CBDやCBDオイルが肩こりに効果的?

CBDは、植物の麻に含まれるカンナビノイドという成分の一種です。カンナビノイドの中でよく知られているTHC(テトラヒドロカンナビノール)と共に、2大カンナビノイドといわれています。

THCには精神活性作用があり、日本では違法薬物として大麻取締法の対象となる成分ですが、CBDには前述したように精神活性作用はなく、日本でも違法ではありません。

THCとCBDには、なぜこのような精神活性作用の違いがあるのでしょうか。これは、THCやCBDが結合して作用を発揮するカンナビノイド受容体の違いにあります。

カンナビノイド受容体は、私たちの体の全身に存在し、免疫機能や気分、痛みなどを調整する働きをしているといわれています。このような働きはエンド・カンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれ、CBDやTHCが作用を発揮する仕組みです。

カンナビノイド受容体には、主にCB1受容体とCB2受容体があります。CB1受容体は脳などの中枢神経系に、CB2受容体は免疫系の細胞や皮膚などの末梢組織に多く存在しています。

THCはCB1受容体に、CBDはCB2受容体にくっつきやすいため、中枢神経系で働くTHCには精神活性作用があり、免疫細胞や末梢組織で働くCBDには精神活性作用はありません。

また、CB2受容体の作用として、抗炎症作用や鎮痛作用があることが多くの研究から分かっています。多くは動物実験の段階にありますが、CBDやCBDオイルにより痛みや炎症が緩和したという研究結果が報告されています。

例えば、変形性関節症のイヌにCBDオイルを投与し鎮痛効果を評価した研究では、関節の痛みが軽減し、イヌの活動度が有意に改善しました。

別の研究では、関節炎のラットにCBD成分の入ったゲルを塗布し観察したところ、関節の腫れや炎症が有意に軽減しました。

今のところ、人における臨床試験でCBDやCBDオイルにより肩こりが改善することを証明する結果はありませんが、動物実験の結果から、CBDやCBDオイルを使用することで、肩こりの痛みが改善する可能性があると考えられています。

今後さらに研究が進められ、CBDやCBDオイルの効果が医学的に証明されることは様々な分野で期待されています。

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肩こりに効くCBD製品の選び方

現在CBD製品は、オイルやベイプ、クリーム、ローション、バームなど、様々な形で販売されています。そのため使い方も、経口摂取するものや直接患部に塗布するものなど選択肢は様々です。

それでは、どのような製品が肩こりに効果的なのでしょうか。

一般的に医薬品などを経口投与すると、肝臓での代謝の影響などを受けるため、医薬品の成分の100%が血液循環する訳ではありません。

また、体格によって効果を発揮するのに必要な成分量が異なったり、一緒に摂取した食べ物や飲み物の影響を受けたりする場合もあるため、経口投与の作用は個人差やバラツキみられる可能性が高いと考えられます。

一方で、患部に直接塗布する方法を局所投与と言いますが、塗布した部分の皮膚から直接成分が吸収されるため、患部に集中して作用を発揮することができます。

前述した関節炎のラットにCBDゲルを塗布した研究では、皮膚を通してCBD成分が吸収され、ラットの体内を血液循環していたことが示されています。また、ゲルの塗布量が多いほど、血液循環するCBDの濃度が高くなっていました。

慢性的な全身の痛みに対しては、CBDやCBDオイルを経口摂取することも良いとされていますが、肩こりに対してはCBDオイルやクリーム、ローション、バームなどを患部に直接塗る方が効果的である可能性があります。

肩こりに対してCBD製品を塗りながらマッサージをすれば、リラックス効果も得られ、肩こりの改善により役立つと考えられます。ストレッチや体操の前に使うのも良いと思います。

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肩こりは放置しているとどんどんひどくなり、生活に支障をきたす程、頑固なものになってしまう可能性があります。肩こりに悩んでいる方は、自分に合ったCBD製品を見つけて、日頃のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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