CBDやCBDオイルとサウナはどちらが効果的?組み合わせは良い?

CBDやCBDオイルとサウナはどちらが効果的?組み合わせは良い?

サウナとCBDは、健康効果があることで注目されています。本記事では、サウナとCBDの健康効果、共通する効果とそのメカニズムの違い、サウナとCBDを組み合わせて使用することができるのかどうか、またサウナやCBDを使用する際の注意点などを説明しています。

サウナにはどんな効果がある?

サウナには体温を上げたり、血行を改善したりすることで、様々な健康効果があると言われています。

主なサウナの健康効果は次のようなものです。

  • 心身の緊張をほぐす
  • 痛みを軽減する
  • 酸化ストレスの減少
  • 代謝向上
  • 老廃物を排出する
  • アンチエイジング

また、サウナの後に冷水に入ると交感神経が活性化し、β-エンドルフィンという身体に快感を与える脳内ホルモンも放出されます。

β-エンドルフィンは長距離を走った後にも分泌される物質です。

しかし、マラソンは身体に大きな疲労感を与えることから敬遠されることが多いため、β-エンドルフィンの効果を実感したくても、その効果をマラソンから得るのはなかなか難しいでしょう。

サウナはマラソンのような激しい運動をしなくてもβ-エンドルフィンを分泌できることから、手軽にストレスなどを軽減できると多くの人から注目されています。

CBDはどんなもの?効果を紹介

CBDはカンナビジオールとも呼ばれる、大麻草などから抽出されるカンナビノイドの一つで、健康・治療効果があるとして注目されているものです。

CBDは大麻草の成分の一つではありますが、人をハイにさせるような精神活性作用は全くなく、むしろ安全性が高い化合物として知られています。

大麻草の成分として有名な化合物はもう一つあります。THC(テトラヒドロカンナビノール)という化合物です。

THCはCBDとは全く違う化合物で、人をハイにさせたり陶酔させたりする作用があります。大麻草の精神活性作用はこのTHCによるものであり、CBDとは全く関係がありませんので間違えないようにしましょう。

CBDの効果

CBDの研究は、現在進行中でまだ研究途上です。そのため、今後のより詳しい研究結果が期待されているところですが、現在の段階ではCBDには様々な健康・治療効果がある可能性があることが分かっています。

主なCBDの効果は次に示します。

  • ニキビ
  • てんかん
  • アルツハイマー型認知症
  • 筋肉疾患
  • 不安障害
  • 疼痛
  • 炎症
  • 癌に関わる症状
  • 不眠症
  • 湿疹

このように様々な症状の改善が期待できるとして、CBDやCBDオイルを買い求める人が増えています。

CBDとサウナはどちらが健康に効果的?組み合わせても良い?

CBDとサウナはどちらも健康効果が期待されています。どちらがより効果的かは人によって変わってくるでしょう。

期待されている健康効果の中には、CBDにもサウナにも共通しているものがあります。

しかし同じような効果を現す可能性があるものの、CBDとサウナでは作用するメカニズムが違うと考えられています。

共通している4つの効果の例を以下に挙げ、それぞれのメカニズムを見ていきましょう。

  • 疼痛緩和
  • ストレスの軽減
  • 脳に対する健康改善
  • 美肌効果

1.疼痛緩和のメカニズム

CBDの疼痛緩和は、脳内の痛みを感じとる受容体を遮断することとエンドカンナビノイドシステム(ECS)を高めることにより発現すると考えられています。

ECSとは、外部環境の変化により体内の状況が変わった時にそれを元に戻そうとするシステムのことです。

CBDはECSを活性化し、身体がウイルスやバクテリアに感染したり、体内に炎症が起こったりしたときにそれを元の健康な状態に戻すサポートをすると言われています。

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それに対してサウナの疼痛緩和作用は、サウナが脳内のβ-エンドルフィンを増加させ、炎症を軽減することによるものと考えられています。

2.ストレスの軽減のメカニズム

CBDのストレス軽減は、脳内のβ-エンドルフィンの吸収を高めたり、抗不安作用のあるセロトニン受容体を刺激することによるものだと言われています。

それに対してサウナのストレス軽減は、脳内のβ-エンドルフィンの増加により幸福感が高められた結果であると考えられています。

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3.脳に対する健康改善のメカニズム

CBDは、新しい神経細胞(ニューロン)を発達させて神経を保護することにより海馬の修復を助ける可能性があります。

また、それにより、アルツハイマー型認知症や多発性硬化症、脳血管障害、パーキンソン病に対して神経保護作用があることも報告されています。

それに対してサウナはニューロンによる伝達を早めることで脳の働きを高め健康に導くと考えられています。

4.美肌効果のメカニズム

CBDがECSを活性化することにより抗炎症作用を現すことはすでに述べました。

CBDの美白効果は、CBDを肌に経皮摂取させたときにCBDの抗炎症作用が肌に対して働き、肌のヒーリング効果を早めることによるものだと言われています。

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それに対してサウナでの美白効果は、コラーゲンの生成が増加することにより、肌の弾力性やしわを減少させる成分であるエラスチンを保つことによるものだと考えられています。

このように、同じ効果であってもメカニズムがそれぞれ違うことが理解できたのではないでしょうか。

また、CBDとサウナが違うメカニズムによって健康効果をもたらすことから、CBDとサウナを組み合わせれば相乗効果によって効果がさらに強くなるのでないかと期待する人も中にはいるでしょう。

たしかにCBDとサウナを組み合わせることで効果が強くなるとは言われているのですが、まだ研究は進んでいないため、有効性や安全性は保障できません。

CBDとサウナを組み合わせて効果を確かめたいという場合は、自己責任で行ってください。

CBDやサウナを利用する際の注意点は?

CBDとサウナを組み合わせる場合ですが、それぞれの注意点を守って両方を使用することになります。

ただし、CBDとサウナの組み合わせによる研究はまだ不十分なため、組み合わせる場合は自己責任で様子を見ながら行うようお願いいたします。

CBDやサウナを利用する際の注意点を挙げていきます。

サウナだけを使用する際の注意点

サウナを利用する際には、次の注意点を必ず守ってください。

飲酒後にはサウナに入らない

飲酒後は血管が拡張し、一時的に血圧が下がっている状態です。そのような状況でサウナに入り体が温まると、拡張している血管がさらに拡張して血圧が急激に下がる恐れがあります。

血圧が下がりすぎてサウナの中で倒れてしまい、長時間気付かれずに熱中症を引き起こした例もあります。

飲酒後のサウナは、命に関わる行為のため絶対にやめましょう。

食事の直前・直後にはサウナに入らない

サウナに入ると血液循環が良くなり、皮膚の血流が増加しますが、その結果内臓の血液量が通常よりも減少する傾向にあります。

内臓の血液量が減少すると、胃や腸が消化する際に必要な十分な血液量が得られないことに繋がり、消化不良を起こしかねません。

そのため、食事の一時間前後はサウナを避けることをお勧めします。

高血圧を患っている方はサウナに入らない

高血圧を患っていて、血圧のコントロール不良の方はサウナは避けた方がよいでしょう。サウナの中で体調不良が起きる可能性が健常者の3倍以上とも言われているからです。

他に心臓病や呼吸器疾患、皮膚疾患を患っている場合にサウナを避けたほうが良いと判断されるときがあります。

何らかの疾患を抱えている場合には、主治医に相談してからサウナに入るようにしてください。

サウナへの安全な入り方

サウナに入るのに問題がない健康状態であっても、安全にサウナを利用するためには次に示すことを守ることが必要です。

熱い環境に徐々に体を慣らしていく

急激に熱い環境に身を置くことは、身体にとってかなり大きな刺激となることが考えられます。

血圧が大きく変動する原因にもなるので、最初からサウナに入ったり、熱い場所を選んだりするのではなく、温水シャワーや湯舟を利用して熱い環境に体を慣らすことから始めましょう。

我慢しながら長時間サウナに入らない

汗を流したまま長時間我慢してサウナに入ることは熱中症を招く危険があります。

おいしいビールを飲むためや友達との我慢大会だからと言って、サウナの中に長時間いることは決して健康的とは言えませんし、健康になるために入ったサウナで熱中症にかかり死の危険に直面しては、本末転倒です。

自分が気分が良いと感じる程度に利用しましょう。

サウナ後には水分補給を必ずする

サウナ後に水分を補給することは脱水状態を改善することにつながります。ここで気をつけなければならないのはアルコールは水分補給にならないという点です。

アルコールは利尿作用があるため、摂取した水分以上が尿として排出されます。サウナ後にビールを楽しみたい人も多いですが、その場合には必ず水やスポーツドリンクなど水分補給ができる飲み物も一緒に摂取してください。

CBDだけを使用する際の注意点

CBDは人によって現れる効果や適切な用量が異なるという特徴があります。

CBDは、大量に摂取しても健康上の深刻な問題は起こらないとされてはいますが、自分にとっての適切な用量を超えて摂取すると、余計な副作用やアレルギー反応が起こる可能性を高めてしまいます。

そのためCBDを摂取し始める際は、必ず自分に合った用量を見つけることから始めることが大切です。

最初は1日10~15mgから始めて、効果が見られなければ1滴ずつ用量を増やして、効果が現れる最小用量がどのくらいなのかを確認しましょう。

また、CBDは医薬品と相互作用を起こす可能性もあるため、すでに服用している医薬品がある場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談し、CBDを一緒に摂取できるかどうかアドバイスをもらってください。

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