普通の摂取とは一味違う!食べ物や飲み物から摂取するCBDに期待できるメリット
CBD(Cannabidiol:カンナビジオール)には様々な摂取方法があります。普段はCBDオイルを舌下摂取したり、CBDリキッドを吸入摂取したりする方が多いのではないでしょうか。CBDの人気が高まっている昨今では、CBDをサプリメントとして摂取するだけでなく、CBD入りの料理や飲み物を提供するレストランが世界中で増えています。
CBDを食事から摂取するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
その一つは、CBDの作用が他の摂取方法と比べて長時間持続することです。
- 痛みや炎症を緩和する
- 心身をリラックスさせる
- 不安を軽減させる
- 睡眠の質を改善する
- 活性酸素を抑制するなど
脂質とともに経口摂取されたCBDは消化された後に一旦脂肪組織に蓄積され、その後ゆっくりと血管内に溶け出します。
吸入摂取や舌下摂取のような急速な効果は期待できませんが、食事とともに摂取されたCBDは長ければ12時間ほど効果が持続します。
そして、CBDの原料であるヘンプには、非常に多くの栄養素が含まれています。一例として、CBDなどのカンナビノイド類をはじめ、ビタミン、テルペノイド、フラボノイド、必須脂肪酸、アミノ酸などがあります。
アミノ酸は私たちの身体の細胞を作る成分です。いくつかのアミノ酸は体内でも生成することができますが、必須アミノ酸である9種類は私たちの身体で合成することができないため、食品から摂取することが必要となります。
必須アミノ酸は魚や肉などの動物性脂肪に多く含まれています。
近年では、魚を食べる習慣が少なくなったり、健康のために乳製品や肉を食べる頻度を意図的に減らしている、またはビーガンやベジタリアン志向が広まって動物由来の食品の摂取を控えたりすることもあるでしょう。
ヘンプにはこの9種類の必須アミノ酸も含まれています。ヘンプの様々な栄養素が含まれる「CBDブロードスペクトラム」を使用した料理を食べると、不足しがちな栄養素を補うことも期待出来ます。
美味しい料理、スイーツからカクテルまで幅広いCBDフード
CBDはありとあらゆる分野の料理に使用されています。アメリカや日本のCBDレストランやCBDカフェなどで大人気のメニューをご紹介します。
CBDカクテル
ジンやラム、バーボン、ブランデー、ウイスキー、ビールなど様々なお酒と組み合わされたカクテルが考案されています。
中には、ココアやチャイなどの甘いドリンクにアルコールを組み合わせたCBDカクテルもあり、幅広いチョイスの中から必ず好みのカクテルが見つかるのではないでしょうか。
アルコールとCBDには、どちらにも心身をリラックスさせたり睡眠導入を誘う作用があります。
そのため、アルコール飲料とCBDを組み合わせて摂取すると、少量のアルコール量であっても身体が十分にリラックスできる可能性があります。
1970年代の小規模グループの研究によると、アルコールとCBDの組み合わせを摂取した人はアルコール単体やCBD単体を摂取した人と比べて大幅な動作や思考力の低下が見られたということです。
そのため、日常的にアルコールを摂取する習慣のある方はCBD入りのアルコール飲料をいつもと同じ量だけ飲んでしまうと、いつもよりも酔い回るのが早いと感じるかもしれません。「適量」を心がけて摂取しましょう。
CBDフード
CBDは前菜からメインまで、ほとんど全ての料理に使用することができます。
自宅でもCBDを使用して調理することもできますが温度の管理が難しく、高熱で調理してしまうとCBDが燃焼してしまってCBDの効果がなくなってしまいます。
レストランでプロが作ったCBDフードではそのような心配をせずに楽しむことができます。
アメリカのレストランでは、以下のようなメニューが提供されているようです。多くのCBDフードには、産地直送の食材やオーガニック食材が使用されており、身体や環境に優しい料理が多いことが特徴です。
- CBDアイオリ
- CBDバターバン
- CBDハニービネガー
- CBDオイスター
- CBDハニーポーク
- CBDセサミ豆腐
- CBDカレーカリフラワー
- CBDバーベキューリブなど
スイーツ
食後のデザートやおやつにぴったりなCBDスイーツも種類が豊富にあります。CBDデザートは、味は一般的なデザートと変わらないため、甘いものが好きな方もきっと満足することでしょう。
また、CBDスイーツにはヴィーガン対応の製品が多いことも特徴です。健康を気にする方にとっても食べやすいのではないでしょうか。
- CBDチョコレートクロワッサン
- CBDケーキ
- CBDチョコレートトリュフ
- CBDキャンディ
- CBDマシュマロ
- CBDショートブレッドクッキー
- CBDフェアトレードダークチョコレートバー
- CBDキャラメルなど
CBDドリンク
日本でも世界でも以下のようなCBDドリンクを提供しているカフェが増えています。
一般的なカフェでもドリンクをカスタマイズすることは定番ですが、CBDドリンクも好みに合わせてカスタマイズできることが多いようです。
- CBDコーヒー
- CBDティー
- CBDココア
- CBDラテ
- CBDスムージー
- CBDジュース
- CBDソーダなど
海外でもCBDフードは大人気!旅行で行きたい有名なレストラン5選
先ほど紹介したCBDフードが楽しめるアメリカのカフェやレストランをご紹介します。CBD先進国であるアメリカには、どのようなレストランでCBDフードを楽しむことができるのでしょうか。
Monarch&The Milkweed
Monarch&The Milkweedはバーモント州にあるカクテルやチョコレートが楽しめるバーです。大麻ディスペンサリーで勤務したこともあるシェフが考案した最高のCBDスイーツを堪能することができます。
バーモント州では大麻が合法であるため、微量のTHCが含有されている製品もあるようです。購入したい製品にTHCが入っていないことを確認するようにしましょう。
Grön Café
Grön Caféはオレゴン州にあるCBDスイーツに特化したカフェです。
CNN(アメリカのニュースチャンネル)によって「CBD界のウィリー・ウォンカ」と称されたこともあるカフェで、スイーツ好きにとっても夢のような場所であることが想像できます。
特に、キャラメルとチョコレートを使用したCBDスイーツやCBDドリンクに定評があります。こちらのカフェでは全てのチョコレートにフェアトレードのカカオ豆を使用しており、ヴィーガンスイーツも充実しています。
Zenbarn
Zenbarnはバーモント州にあるアットホームな雰囲気のレストランです。
「Farm-to-Table(地産の食材を利用する活動)」を推奨しており、またレストランの2階にはヨガスタジオがあるなど、ユニークなレストランです。
こちらのレストランでは、ドレッシングやソースにCBDを使用することで、サラダやハンバーガー、デザートなどにCBDを加えることができます。
また、こちらのレストランでは人気のCBDカクテルも提供されており、まさに「CBDのフルコース」を体験することができます。
PopCultivate
PopCultivateはカリフォルニア発のポップアップスタイルのレストランです。主にロサンゼルスの野外に出店しています。
店舗を持っていないため、季節やイベントなどによって食材やメニューが変わり、その一度きりのイベントでしか食べられないユニークなCBDフードが提供されます。
こちらのレストランに行きたい場合は、ニュースレターに登録をしてどこにポップアップショップができるか、どのようなメニューがあるかを事前に確認しましょう。
Gregory’s coffee
Gregory’s coffeeははニューヨークにあるCBDコーヒーが楽しめるカフェです。
ニューヨークでもCBDドリンクを楽しめるカフェは次々と誕生しており、その中でもGregory’s coffeeはCBDコーヒーのパイオニアとして知られています。
市内28箇所に店舗があり、それぞれの店の違った個性を楽しむことができるため、滞在中は様々な店舗を訪ねてみるのも面白いでしょう。
また、各店舗に熟練されたバリスタがおり、お客様の要望に合わせたドリンクを提供してくれます。
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