CBDやCBDオイルは五十肩に作用する?どんな摂取方法が良いの?

CBDやCBDオイルは五十肩に作用する?どんな摂取方法が良いの?

五十肩は中年期(40〜60歳頃)に多い肩の痛みですが、若い人にも多い「肩こり」とは何が違うのでしょうか。本記事では、五十肩の症状や日常生活への障害、治療法、またCBDやCBDオイルの五十肩への作用や効果的な摂取方法について解説します。

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長時間のデスクワークや運動不足などで10代や20代から肩の痛みに悩む方は少なくないと思います。

しかし、若い頃に肩の痛みやだるさなどの「肩こり」はあっても、それは「五十肩」ではありません。若い頃に悩む「肩こり」と中年期以降に発症する「五十肩」の違いは何でしょうか。

まず、若い頃にも起こる肩こりは首や肩の「筋肉」のこりや痛みです。肩こりの場合は筋肉の血行不良や疲労がなくなると改善できることが多いです。

CBDやCBDオイルは肩こりに効果的?最適な製品の選び方は?CBDやCBDオイルは肩こりに効果的?最適な製品の選び方は?

一方の五十肩は、肩と腕を繋ぐ「腱板」という組織や肩関節を保護する「関節包」の炎症による痛みであり、軽い運動や休息などによって改善できる肩こりとは違います。

五十肩の正式な病名は「肩関節周囲炎」と言います。40歳代で発症した場合は「四十肩」とも呼ばれます。四十肩や五十肩は中年特有のイメージが強いかもしれませんが、20歳代や30歳代でも発症することもあります。

五十肩の要因には加齢以外に肩の怪我や手術歴などがある場合は発症しやすいとされています。しかし生活習慣や運動習慣などとの関連ははっきりしておらず、どうすれば予防できるかということは分かっていません。

五十肩には急性期、慢性期、回復期3つのステージがあります。

まず、急性期は最も痛みが強い段階です。肩や腕を動かしたり上げたりする場合はもちろん、休息時や睡眠時などの何もしていない時にも痛みが生じることが特徴です。急性期はだいたい3〜9ヵ月ほど続くとされています。

急性期が終わり慢性期になると痛みの程度は軽減します。そのため、夜間などに痛みで目が覚めるようなことは少なくなります。しかし、急性期に肩を動かさないようにする時間が長かったせいで肩関節が硬くなってしまいます。

慢性期には肩や腕を極端に上げたり伸ばしたりしない限り痛みは少ないものの、動かすことのできる範囲が狭くなってしまうため着替えや入浴、家事などの日常生活が困難な時期が一年ほど続くとされています。

そして、慢性期を経て回復期に入ると徐々に痛みが消失し、動かせる範囲も大きくなります。しかし、経過は様々で半年ほどで治ることもありますが、人によっては完治までに2年ほどかかることもあるとされています。

五十肩の治療は数ヶ月から数年単位の時間はかかりますが手術などを必要とせず治ります。しかし、痛みの程度によっては強い鎮痛剤やステロイド剤が長期間必要となり、重篤な副作用が起こる可能性も高くなります。

五十肩の治療は、回復後の肩関節が硬くなって動かなくなってしまう状態を最大限に抑えることを目標にします。

そのため、ただ痛みを取り除くだけではなく治療中も可能な範囲で肩関節をなるべく動かしたり、血行が悪い場合には患部を温めたり、炎症が強い場合には冷やしたりして肩関節が動かなくなることを予防します。

CBDやCBDオイルは五十肩や四十肩に作用する?エビデンスはあるの?

CBDの作用
CBDは大麻草などから抽出されるカンナビノイドと呼ばれる成分の一種です。

CBDは私たちの身体機能を調節するエンドカンナビノイドシステム(ECS)を活性化させ、炎症や疼痛、ストレス、不安、睡眠、食欲などの調節をします。

麻などの植物から抽出されたCBDをオリーブオイルやココナッツオイルなどのキャリアオイルと混合したものがCBDオイルで、舌下からCBDを吸収させることで全身に作用します。

五十肩は肩関節の炎症ですが、CBDやCBDオイルを使用することでその症状を改善したり、治療の経過を早めたりする効果があるのでしょうか。

炎症・疼痛

CBDやCBDオイルには免疫細胞の活動を抑制することで全身の炎症を軽減する作用があります。CBDの抗炎症作用は多発性硬化症やリウマチなどの関節炎に対して効果があることが報告されています。
CBDやCBDオイルは炎症に効果がある?中毒症状や副作用はない?CBDやCBDオイルは炎症に効果がある?中毒症状や副作用はない? また、炎症を抑制する以外にもセロトニンなどの様々な神経伝達物質の受容体に働きかけることで痛みを軽減する作用があります。

睡眠障害

急性期には痛みで目覚めたり眠りが浅くなってしまいます。CBDやCBDオイルは神経の興奮を沈めて睡眠の質を改善する効果があります。

ストレスの軽減

肩の痛みや日常生活での動きが制限されること、また痛みによる睡眠障害などは心身のストレスを引き起こす可能性が高いです。

CBDやCBDオイルには心身をリラックスさせるセロトニンやGABAの分泌量を増加してストレスを軽減させる作用があります。
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血流の改善

血流の改善
五十肩は肩関節をあまり動かさないため筋肉などが凝り固まって血流が悪くなります。

そのため、治療の一環でストレッチなどを行っても血流が悪ければ筋肉や関節の組織などに負担をかけてさらに悪化させてしまう可能性もあります。

CBDやCBDオイルの心身をリラックスさせる作用は血圧を下げて全身の血管を拡張し、血流を促進します。

細胞の修復

腱板や関節包を構成する滑膜や皮膜などはコラーゲンでできています。

私たちの身体は加齢に伴ってコラーゲンを生成する繊維芽細胞の機能が低下したり、生成されたコラーゲンが酸化ストレスや糖化ストレスの影響を受け、炎症が引き起こされた細胞の修復に時間がかかるようになります。

CBDはコラーゲンの糖化ストレスや酸化ストレスを防いだり、繊維芽細胞の機能を改善できる可能性があります。そのため、CBDやCBDオイルを摂取することで五十肩の治療を早めることができるかもしれません。

CBDやCBDオイルは五十肩の現在の治療薬の代わりになり得る?副作用はある?

CBD医薬品
五十肩は自然に治ることも多いため治療薬は絶対に必要なものではありませんが、必要に応じて抗炎症剤や鎮痛剤、血行を改善する薬などが処方されます。

CBDやCBDオイルにはこれらの治療薬と同じような効果、もしくはそれ以上の効果が期待できるかもしれません。

また、CBDやCBDオイルの副作用は病院などで処方される薬やドラッグストアなどで購入できる薬と比較すると軽症で少ないです。

これまでに報告されている副作用でも下痢や疲労感、口渇感、強い眠気、食欲の変化などマイルドなものがほとんどです。

必要なCBDの摂取量やCBDの効果の感じ方には個人差があります。初めて摂取する場合は一日に約10〜15mgのCBDの摂取が推奨されていますが、人によっては副作用が出たり効果をあまり感じなかったりするでしょう。

副作用が起こった場合や、反対に効果をあまり感じなかった場合などには摂取量を増減したり、次の項目で解説するように製品のタイプを変更したり、また摂取する時間を調節したりして様子を見るようにしてください。

それでも不調が続く場合には一旦CBDやCBDオイルの使用を中止して医師に相談するようにしてください。

また、CBDは多くの薬剤との相互作用があります。そのため、他の薬をすでに内服している場合や五十肩以外の持病がある場合などは必ず担当の医師の指示に従うようにしてください。

CBDやCBDオイルの肩の痛みに効果的な摂取方法は?どんな製品が良いの?

CBD製品とその摂取方法
CBDやCBDオイルは様々な摂取方法があります。

肩の痛みというと一般的には塗り薬や湿布などの皮膚に直接使用する痛み止めをイメージされるかもしれません。

五十肩の治療には睡眠や血流の改善などの効果があった方が良いため、CBDを血管内に吸収させて全身に作用させる摂取方法と、局所的に効果のある皮膚に塗る方法を目的に応じて使い分けることをお勧めします。

それぞれの摂取方法の特徴を見ていきましょう。

CBDやCBDオイルを血管内に吸収させる摂取方法では吸入摂取や経口摂取、舌下摂取が知られています。

まず、CBDを吸入摂取すると早ければ数秒後から効果が出現しますが効果持続時間は30分〜1時間ほどであまり長く持続しません。

そのため、急性期のように動かさなくても常に痛みが持続する場合に、CBDを吸入摂取するだけでは何度もCBDを摂取する必要があり、鎮痛剤としてはあまり効果的ではありません。

吸入摂取は、慢性期や回復期などの激しい痛みが持続的でない時期に、運動などを行って単発の痛みが生じた場合に適していると言えます。

次に、経口摂取はCBDカプセルやエディブルと呼ばれるグミなどの食品を摂取する方法です。効果が発現するまでに2時間ほどかかることがあるため、すでに肩に痛みがあり即効性を求める場合には適していません。

CBDを経口摂取をするメリットは効果持続時間の長さです。CBDの効果が8時間ほど持続するとされているため、急性期などの痛みが継続的にある場合や、就寝前などに摂取したりすると良いでしょう。

そして、CBDオイルの舌下摂取は現在最も普及しているCBDの摂取方法です。

舌下摂取は効果が現れるまでの時間が15分〜1時間と吸入摂取よりは遅いですが経口摂取よりも早く、また効果持続時間も吸入摂取と経口摂取の間です。

CBDオイルを舌下摂取するメリットとして、自身に合ったCBDの摂取量の微調整ができることがあります。

例えば、CBDリキッドをベイプで吸入摂取する場合は蒸気が逃げてしまうため、実際の摂取量が分かり辛かったり、CBDカプセルの経口摂取では一つのカプセルのCBDの含有量が決まっているため微調整ができません。

このように、血管内に吸収させる場合の摂取方法にもそれぞれの特徴があるため、自身の症状に合わせてCBD製品を選ぶようにしてください。

人によっては吸入摂取や経口摂取、舌下摂取だけでも十分に効果があるかもしれませんが、肩全体が熱を持っていたり怠さや張りなどがある場合はCBDクリームやジェルなどを併用すると良いでしょう。

CBDやCBDオイルを直接皮膚に使った場合は、塗った範囲だけにCBDの抗炎症作用や鎮痛効果が現れます。また、皮膚からCBDを吸収させる場合は全身への副作用がありません。

そのため、CBDやCBDオイルの摂取により胃腸障害や強い眠気などが出て日中の活動などに支障がある場合は、CBDの体内への摂取量を少なくしてCBDジェルなどを継続的に使用するといった使い分けができます。

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