CBCとは?CBCの効果をCBDと比較しながらわかりやすく解説!

CBCとは?CBCの効果をCBDと 比較しながらわかりやすく解説!

CBDは知っているけどCBCって何?CBDと何が違うの?CBCの効果は?など、CBCについて知りたい方はぜひ本記事を参考にしてください。CBCはCBDと同じく「ハイ」になることはなく、安全性が高い今注目のカンナビノイドの一つです。
この記事はこんな方におすすめ!
  • CBDとCBCの違いを知りたい方
  • CBCの効果や副作用が気になる方
  • CBCの効果を体感できるおすすめのCBC製品を知りたい方

CBCとは?CBDとの違いも解説

CBCとは「カンナビクロメン」の略で、カンナビス植物に含まれる天然のカンナビノイドです。

カンナビノイドとは

カンナビノイドには、THC (テトラヒドロカンナビノール) や CBD (カンナビジオール) など100以上の種類があり、CBCはそのうちの一つとなります。

CBDは聞いたことがあるという方も多いかもしれません。CBCとの違いは一体何でしょうか。

CBCとCBDの主な違いは、化学構造と体への影響です。

CBCはCBDとは異なる化学構造を持っています。つまり、体内のカンナビノイド受容体との相互作用が異なります。

CBC CBD
抗うつ効果
睡眠の改善
発作の抑制
痛みの軽減
神経の保護
抗炎症効果

CBCの期待される効果については次の章で詳しく説明します。

CBCの期待される効果

CBCの効果についての研究は現在進行中であり、まだまだ研究が必要ですが、今わかっている効果には以下があります。

抗うつ効果

2011年にアメリカで発表された論文では、CBCがマウスに抗うつ効果があることが示されています。
他のカンナビノイドであるCBG(カンナビゲロール)とCBN(カンナビノール) は、マウスで抗うつ薬のような作用を示さなかったが、CBCとCBDは抗うつの効果を示しました。

痛みの軽減

2011年にアメリカで発表された論文では、CBC がラットに鎮痛効果があることが示されています。この研究では、CBDとCBCは、侵害受容制御に関与するいくつかの標的タンパク質と相互作用することによって痛みの軽減の効果を発揮したことが示されています。

抗炎症効果

2013年にイタリアで、ジャーナル「 Biochemical Pharmacology」 に掲載された研究では、CBC が炎症性腸疾患 (IBD) のマウスモデルで抗炎症効果を持つことがわかりました。 研究者は、エンドカンナビノイドシステムの受容体と相互作用することにより、CBCが結腸の炎症を軽減することを発見しました。

神経の保護

2013年にイギリスで発表された論文ではCBCがマウスの神経幹前駆細胞 (NSPC) の生存率を高めることができると示されています。 NSPCは、神経系のさまざまな種類の細胞に分化できる細胞であり、その生存率を高めることで、神経学的損傷から保護し、神経修復を促進するのに役立ちます。

CBCの副作用

CBCの副作用に関する研究は限られていますが、一般的に安全性が高いと考えられています。ただし、CBDなどの他のカンナビノイドと同様に、CBCは他の薬と相互作用する可能性があり、一部の人に副作用を引き起こす可能性があります。
一部の人に可能性のある副作用は以下です。

口の渇き:CBCは、他のカンナビノイドと同様に、口の渇きを引き起こすことがあります。

眠気:CBCは、特に高用量で服用した場合に、眠気やリラックス効果を引き起こすことがあります。

食欲の変化: 一部の人々は、CBCを服用すると、食欲の増加または減少を引き起こすことがあります。

他の薬との相互作用:CBCは、血液希釈剤、抗うつ薬、抗精神病薬などの特定の薬と相互作用する可能性があります。

CBCの副作用は、個人、用量、摂取方法によって異なることに注意することが必要です。

CBCが含まれる製品

CBC製品はCBDやTHC製品に比べて広くは入手できませんが、近年その潜在的な効果から海外でも人気を集めています。以下がCBCを含む製品です。

CBCが含まれているCBDベイプ

CBCはベイプと最も相性が良く、CBCが含まれているCBDベイプはCBCを含む他製品の中でも特に人気の摂取方法です。

国内でもCBCが含まれているCBDベイプのニーズは高まっています。
CBCを含む濃縮物を気化するまで加熱し、蒸気を吸入することによって摂取します。

CBCが含まれているCBDオイル

CBCが含まれているCBDオイルは、MCTやヘンプシードオイルなどのキャリアオイルで希釈することによって作られる商品です。
CBCが含まれているCBDオイルは舌下摂取という方法で摂取します。舌の裏にCBCが含まれているCBDオイルを垂らし、2〜30秒間その状態を保ってから飲み込みます。この摂取方法は、血流への急速な吸収を可能にするため、効果が高いです。

CBCが含まれているCBDクリーム等の外用製品

皮膚に直接塗布されるCBDクリーム、CBDバーム、CBDローションなどの製品にもCBCが含まれていることがあります。これらの製品は、痛みや炎症の緩和、その他の皮膚関連の悩みに役立つように作られています。
CBCを含む外用薬は一般的に非精神活性であり、THC製品に含まれる「ハイ」を引き起こしません。

CBCが含まれているCBDカプセル

CBCは、カンナビノイドのブレンドを含む一部のCBDカプセルにも含まれています。 これらのカプセルは通常経口摂取されます。CBCが含まれているCBDオイルの味が苦手な人におすすめの摂取方法です。

CBCが含まれているCBDエディブル(食品)

CBDエディブルにも、CBCが含まれた商品があります。CBDグミ、CBDブラウニー、CBDチョコレート、CBDクッキーなど、さまざまな形があります。
手軽に食べられるので、ベイプなどに抵抗がある方に人気の摂取方法です。

関連文献